半袖が苦手な私

あっという間に桜も散りました。
夏の装いを考える時期です。
私の様な腕が細くて「半袖ニガテ」さんにコレはすごく良いな、と。
シャツアウター、シャツジャケット自体はすこぶる流行ってますしね。
男女問わず。
着こなしの幅も様々。
前閉めで一見武骨なワークスタイルを、これからの時期は中のキレイ目なマリンブルーのストライプシャツで中和してパリっ子気取ったり。
下はホワイトデニムとかプリーツパンツなんか穿いておけば間違いなしです。
タイドアップでトラッドに知性も醸し出したり。
ヒゲとメガネも欲しい所です。
胸元は狭いので思い切ってしっかり色遊び柄遊びしておいたほうが作業着コスプレ感を減らせます。
如何にも今風の兄ちゃんっぽくて着回しもし易いのはこんな感じでしょうね。
「半袖じゃちょっとな…」
「長袖は暑いしな…」
「ジャケットは重いし…」
って大体の方が5~6月の微妙な時期に感じられるのでは。
実際、このお写真の生地のようにゆったり目のサイズでリネンなど通気性の良い素材であれば、逆に着ていた方が涼しいなんてこともあるんですよ。
直射日光は防いでくれて汗などの湿気は逃がしてくれる上に風通しも抜群なので。
襟型も選べます。
特にこのカーブスタンド型は襟を立てて着てもわざとらしく見えにくいので、様々なスタイルや表情を楽しめてgoodかな、と。
ポケットも沢山選べます。
基本的にはオーバーでアバウトなサイズで着るものですが、ポケットサイズはやや小ぶりで端正なところが麻布テーラーらしさといえます。
ちょっとだけ世間よりもスタイリッシュで大人なシャツアウターです。
中でもこのインプリーツの角落ち型がオーダーならではの唸らせ処。
アウトプリーツに比べると少しフォーマルでおしとやかな雰囲気になります。
逆にアウトプリーツを左右両ポケ(¥2,200-)にすればよりミリタリー感であったりサファリテイスト等、野性的ハードボイルド感も楽しめます。
コレは…ウチの店ならではの隠しメニュー的オススメかもですけど、個人的には女子が着ても抜群に可愛らしいかな、と。
ほぼ確信に近い位置で言えます。
パターンオーダーなので左上前(;ボタンホールが左側、メンズ服で一般的)のままなんですけど、それはそれで逆にそのマニッシュ感を楽しむくらいのほうが変にブリブリしてなくて良いんじゃないですかね。
カップルシェア服に是非。
とかなんとか言っておいて私は男なのでどうしてもこの片ポケットにグッと来ますけどね。
ファーストモデルのGジャン(デニムジャケット)を髣髴とさせるクラシックなワークスタイルが何とも!
同じく打ち出しておりますこのプルオーバーシャツ(かぶって着るタイプですね)にしてもそうなんですけど、この企画の何が良いって、
みなさんがよく仰る
「あの…、よくある普通の白で良いんですけど…」
「白は持ってるので次は青にしようかと思ってるんですけど…」
的な「いわゆる普通の(?)」生地でも
※¥7,700-プライスラインなど中国縫製品番は除きます
もちろん柄モノでも
トーマスメイソンなど高級ファブリックブランドでも
カジュアル全振りな生地でも様々な生地で仕上がりや着こなしを妄想できるのが何ともタマラナイ所です。
Pattern Order Shirts Outer
シャツ生地代 + ¥1,100-(税込)
コロナ禍でより一層、ファッション市場も加速して「EC通販」、「リラックス」等がキーワードであり続けサイズトレンドもまだまだゆったり目であり続けるでしょう、もうしばらくは。
それも手伝って、シビアにサイズを気にしなくて良いオーバーサイズが流行りやすいんでしょうね。
ほとんど試着の必要がありませんから。
とりあえずブカっと着ておけばスタイルとしてある程度は様になるので。
※くれぐれも日米首脳会談時の彼は御参考なさらぬ様に!
スーツなどオフィシャルなドレスウェアは例外ですよ!
あくまでもカジュアルのお話です。
厳密にはスーツにもトレンドはあるにはあるんですけど、それに関しては普段からここで述べてるので今回は割愛致します。
まぁ、大味なサイズだからこそ「これでいい」ではなく「これがいい」のモノ選びで差別化をしたいところです。
ちなみに注文服って環境負荷も少ないんですよ。
焼却することを視野に入れて生産したりしませんからね。
ではまた!