【期間限定】オールハンドメイドの逸品【10月3日まで】

この記事がアップデートされた頃には嬉しいやら悲しいやら甲子園の覇者も決まっていることでしょう。
東京オリンピックも終わり甲子園も終わり、散々楽しませて頂いたからこそ寂しい気持ちはあれど、パラリンピックに加えてあれよあれよと半年後には北京冬季五輪(予定…)!
いつだったかどこかで誰かに教わった(あまりにも曖昧…)「人間、今がツラいのは過ぎてしまえば何とやらで意外と大丈夫だけど未来がツラい事にはどうしても耐えられない」みたいな言葉がこの時期ダイレクトに突き刺さります。
こんな時代だからこそ、やはり先に楽しみがあるってのは好いですね。
もういくつでもあってくれて善し。
北京五輪も、国が国だけにこのコロナ禍で謂れのない辛い思いを被った方々も沢山居るであろうからこそ何とか景気良く開催されて欲しいものです。
と、同時に北京が夏季も冬季もOKなら我が故郷札幌も冬季のみならず夏季も手ぐすね引いてOMOTENASHIしたいところです(雪景色も然ることながら夏の快適さが売りだと思うんだよなぁ、あの街は)。
という希望を未来に投げかけつつ、麻布テーラーもちょっと先が楽しみに思える期間限定イベントを催しております。
Atto Vannucci (アット・ヴァンヌッチ) ネクタイ先行受注会
¥33,000-(税込)
2021年10月3日までの開催で10月9日以降のお渡し
こんなご時世だからこそお写真で一挙公開!
(私なら2枚目の左から3番目と右から2番目かなぁ…)
スーツ新作生地の立ち上がり時期だからこそネクタイも一緒に、プレシャスなコーディネートをオーダー感覚で楽しんで頂きたいところです。
何がプレシャスか。
みなさまの御自宅にあるネクタイの多くには裏地、そして分解すれば芯地が入っていることでしょう。
セッテ ピエゲ(伊;7つ折り)と呼ばれるこの構造の権威とも言える当アット・ヴァンヌッチ。
裏地や芯地の支えを無くしても尚、生地のみでその役割や独立自尊性を損なわぬどころかより一層の高級感や存在感を解き放つ逸品。
なぜかってごくごく限られた数名の熟練職人がオールハンドメイドで仕上げているからこそ、です。
裏地や芯無しによる、生地のみならではのフワッとしたスカーフの様な艶やかな高級感は是非ナマで見て頂きたいトコロです。
付け心地も実際に軽いですし、「7つ折り」の名の通り生地を沢山重ね合わせられていることからシワの復元力にも優れています。
一枚の紙をグシャって握りつぶすのと、何枚か重なった紙を握りつぶすのとではシワの入り方も深さも異なるのと一緒かな、と。
セッテ・ピエゲ特有のキレイな陰影はロロ・ピアーナのスーツなんかと是非合わせて頂きたいところです。
「いや、でも芯が無いとノット(結び目)が安定しないでしょ?」
って良く聞きますし、これからも聞かれそうなので私の所感を述べておくと
「いや、なんか…そんなことないですよ?」
って感じでございます。
「感じってそれは明らかにあなたの感想ですよね?」
とかいわれてしまっては「ぐぬぬ…」ってなるんですけど…。
(ホント早く終われこの論破ブーム…。)
「なんかそういうデータあるんですか?」
まぁ、多分湿気の影響もあると感じてるんですよね、あくまでも私は。
やはり乾燥している期間が長い地域の方が当然生地の触感もサラサラし易いですし、湿っていればキュッキュなります。
それは紙でも髪でもそうですよね。
ネクタイの結び目も一緒です。
私のような新陳代謝馬鹿は汗っかき過ぎて夏になると却って結び目が固くなって解くのにもビリッと逝かないかヒヤヒヤするほどです。
というわけで、ヨーロッパのお洒落さんがこぼしたひねくれた愚痴をそっくりそのまま受け売った日本の未使用者(使ったことのない人)たちによる食わず嫌い文句として、私は聞き流すことにしてます。
よって東京ではそんなに考えすぎる程ではないんじゃないかなぁ、というのが「私の感想」です。
ちなみにセッテ・ピエゲはイタリア語で7つ折りというのは前述の通り。
こちらのアット・ヴァンヌッチを展開する至高の工房がこのセブン・フォールド社。
「セブン;7つ」「フォールド;折り」でございます。
フィレンツェに位置しますが、そのディレクションを担っているのは日本人!
「我こそがセッテ・ピエゲ」的な矜持を感じざるを得ません。
このアット・ヴァンヌッチに加えて銀座エリアではまたまた当店のみ!
デキる男は皆大好き!なコチラも期間限定展開致します!
それはまた次回、ではまた!