中本のピンクスーツをご紹介します。
麻布テーラー博多店のブログをご覧のみなさま、こんにちは中本です。
気温も安定したこの頃はさぞかし過ごしやすい事かと存じます。お天道様が気持ちよく日を照らしてくれたある先日に妻のお誕生日旅行に行って参りました。向かう先は宮崎県、ゆっくりと南下し目的の場所を目指します。そこは僕らが節目の大切な時にお世話になっている場所で、ロケーションや雰囲気も良く気分は最高です。そして肝心の旅行は心に凄く残る大切な思い出となりましたし、妻にはどんな時も常に側で支えてもらっています。改めて感謝の気持ちをお伝え出来ました事をこの場を借りてご報告させてくだい。何時も本当にありがとう。( All Pair item)
さて、僕が今期(26SS)作成したスーツをご紹介させていただきます。

あれは遡る事2月下旬。4月のある大切な日に着用するスーツを作りたいと思っておりました。おめでたい日である事から、明るく桜に似した気持ちの良い色で作ろうと、どっさり入荷してきた生地見本帳を吟味して出会ったのがこちら。SPENCERYYSON=スペンスブライソン(以下、ブライソン)の絶妙なパープルピンク(リネン100%)に一目ぼれです(大事な服地選びでしたので勿論妻にも相談し背中を押してくれました)。服地の重さも申し分無く、質感に関しては程よく肉厚でタッチも柔らかい…これはダブルスーツで作ったら絶対にイケると確信して早速オーダーに取り掛かりました(そして完成品を見て出来の良さに心の中でガッツポーズ)。これは作って良かった、素直にそう感じました。

スタイリングは白シャツに同色のネクタイを巻き全体の色味をシンプルに纏めました。他にニット類と合わせても勝手が良さそうです。そしてブライソンが十八番にしているアイリッシュリネンは袖等に入る綺麗で太い皺が特徴の一つでもあり生地の上質さを物語ります。
«リネンは着込む程に味わいが出る素材»ですから綺麗に着る洋服とは根本が異なります。何故なら、汚れは付くし全体的に皺も入る。そこが通常はご遠慮される素材なのかなと感じております。ですがこの天邪鬼な所がカッコよくて、世にたくさんの根強いファンがいるのです。そして、多くの製品等におきまして物価が上昇し続ける現代は趣味性が高いリネンスーツなんて正直必要ありません。必要ありませんが世の紳士たちは春夏の時期が近づくにつれてリネン素材でこぞって洋服を仕立てます(近年は気温も関係しリネン素材は秋口まで着用可能です)。それは決して着飾っている訳ではなく、ただただ季節に準じた服装は純粋に様になるからです。«1着あれば着回し力抜群な洋服»は確かに便利で理にかなっています。ですが今回にフォーカスすると、季節に準じた服装の一つがリネン素材である事、そして洋服を仕立てる体験そのものが魅力である事、それが大切です。そこをひも解くとリネン素材で仕立てる=本質的で凄く良いのではないでしょうか。
是非博多店にてお待ちしております。
【駐車場サービス券のご案内】
azabu tailor / 麻布テーラー 博多店
〒812-0016 福岡県福岡市博多区博多駅南1-8-31 九州ビルディング1F 092-473-2474
メールマガジン登録
こちらからご登録ください








