のまブログ アクセサリーを用いるなら
“ Less is more ”
シンプルさは多くを物語る
といったところでしょうか。
私がアクセサリーを用いる際に
心している言葉です。
ダブルブレステッドのウエストコート。
バス毛芯を据えたコンチネンタルモデル。
自信に満ちた堂々たるスタイリングです。
見せ方の調整が可能なアクセサリーは
主となる部分とのバランスを考えます。
こちらの胸元は
ボリュームある四重の襟ですので
タイバーは抑制を効かせ
僅かに覗く程度にしてみました。
タイバーは少し斜めに挿しています。
タイを少し撓ませてアーチを作ることで
胸元に立体的な表情を作ります。
身支度にひと手間かけるという心の余裕。
カフリンクス使いですとクライアントからの
信頼感も6%増しです(のま調べ)。
タイバー・カフリンクス 各¥3,800+税
イニシャル入れカスタマイズ 各¥1,500+税
こちらのスーツ生地は少し枯れた味わいの
ベイジュ掛かったグレイグレナカートのため
タイバー・カフリンクスともに色みの相性は
シルバーよりもゴールドに分があります。
表面仕上げも鏡面ではなく敢えて掠れさせた
600番バフ相当のヘアラインを合わせました。
“過ぎたるは猶及ばざるが如し”
アクセサリーを用いるなら匙加減が肝要です。
野間剛