一足はやいオーダーコートの話【広島でオーダーコート】

一足はやいオーダーコートの話【広島でオーダーコート】

暦のうえでは処暑を過ぎ、夏の太陽の勢いは徐々に鎮まるといわれる時期になりました。そうは言っても昼間の暑さは相変わらず、おまけに予期せぬゲリラ豪雨も度々ありしばらくは蒸し暑い残暑が続きそうです。

それでも季節は確実に秋に近づいています。今回は一足はやいオーダーコートの話しをさせてください。

本来、コートは真冬の寒さから身を守るための防寒着です。寒さの程度にあわせて薄手のコートと、厳冬期の厚手のコートを使い分けされる方が多いかと思います。

去年あたりから注目を集めているのが防水・透湿系の薄手のナイロンコートです。

今までの感覚だとスーツにあわせる薄手のコートはコットンギャバのトレンチコートが代表格でした。

クラッシックなコットンギャバのトレンチは永遠の定番コートであり、根強い人気があります。

一方でナイロン素材のトレンチは

*軽く、シワにもなりにくいなど機能性が高い。

*通勤スタイルのカジュアル化に伴い、ナイロン素材コートの活躍できる場面がひろがった。

*防水でありながら蒸れない透湿性ゆえ、レインコートとしても快適に使える。

などの理由で実用的なコートとして注目されています。

防水とは生地が水を通さない仕様です。雨を防ぐ一方、衣服内の湿度も逃がさないため汗をかくと不快に感じることも。

透湿とは蒸気状態の水分を生地の外側へ逃がす性質です。

防水・透湿素材は雨などの侵入を防ぎつつ衣服内の水蒸気は外に排出し衣服内の不快な蒸れを防ぎます。

ゴアテックスに代表される防水・透湿素材のウェアはアウトドアでの利用をイメージして作られたものが多く、通勤スタイルにはコーディネートしづらいのが悩みの種でした。

今回ご紹介する防水・透湿ナイロン素材は、ぱっと見は上品なドレス顔の素材でありつつ生地の裏側に特殊な被膜をコーティングしています。

この被膜の穴は、穴より大きい水の分子は通さないけど、穴より小さい水蒸気の分子は通すという優れものです。

この被膜により、不意のゲリラ豪雨の時にはスーツを濡らさないレインコートとしても役立ちます。

さらにオプションでウールのライナー(¥16,500税込)を付けることで真冬の通勤にも使えます。

春秋は風よけの軽いコートとして、天気の心配な日はレインコートとして、ライナー使用で12月~2月にも活躍します。

この機能性でありながら着用イメージはあくまでも上品なドレス系です。

正面画像では分かりにくいですが、背中に入った深いインバーテッドプリーツが着用時には美しいフレアを生み適度なゆとりを感じさせます。

防水・透湿ナイロン素材 トレンチコート オーダー価格 ¥77,000(税込)

ウールのライナーは別途¥16,500(税込)のオプションにて承ります。

クラシックなコットンのトレンチコートは大人の所有欲を満たす1着です。

もっと実用的に普段使いできる薄手のコートをお探しの方はぜひ麻生テーラーの店頭で実物をお手に取ってご覧ください。

ライナーなしなら秋の風を感じる朝夕に最適の1着、まだまだ残暑の厳しい日が続きますが、一足はやくそろそろオーダーしておくと、秋の訪れが楽しみになります。


azabu tailor / 麻布テーラー 広島店

〒730-0032 広島市中区立町2-29 朝日NX広島ビル1F 082-545-8505


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