麻布テーラー広島でオーダー「古典柄を身に纏(まと)う」

麻布テーラー広島でオーダー「古典柄を身に纏(まと)う」

いつも麻布テーラー広島店のブログをご覧いただきありがとうございます。

冬の訪れと共にたくさんの渡り鳥たちがやってきています。

群れをなして飛ぶ姿も見られます。

鳥が飛ぶと言えば、日本では「小さな鳥が飛ぶ姿」に例えられるものが、英国に渡ると「猟犬の牙」に見えるようです。

古典柄(クラシックパターン)

様々な色柄がある服地ですが、伝統柄、古典柄と呼ばれるものがあります。

連綿と受け継がれてきた古典柄には、色褪せぬ魅力と長い歴史が紡ぎだした安心感があります。

完成されたパターンはファブリックだけでなく、様々な製品やデザインとして使われています。

ハウンドトゥース(Houndstooth)

紀元前の衣類にも見られたというまさに古典柄です。

イギリスでは猟犬の牙の形を連想しこの名前で呼ばれます。

日本では千鳥が連なって飛ぶ姿に似ていると「千鳥格子」、フランスでは「ピエドプール(pied de poule)」鶏の足になります。

文化の違いを感じますね。

大きな柄になるとスターチェックとも呼ばれます。

グレナカート チェック(Glenurquhart check)

1840年に「グレナカート・エステート・チェック」と登録されたのが始まりと言われます。

ハウンドトゥースをグループドストライプで繋いだ繊細な格子柄で、いわゆるグレンチェックです。

モノトーンの柄にブルーのオーバーペンを重ねたものは、かつてイギリスのウインザー公が好んで着用したことから、「プリンス オブ ウェールズ チェック」と呼ばれます。

麻布テーラーのシーズンテーマ【Royal Classic!】のイラストでも着用しています。

ヘリンボーン ストライプ(Herring bone stripe)

19世紀イギリスが起源と言われ、右綾と左綾が交互に並んだ縞模様です。

「herring=ニシン(魚)」の「bone=骨」に似ていると名付けられました。

日本では杉の葉に似ていると「杉綾」と呼ばれます。

他のパターンもそうですが、色数をおさえた小さな柄はオーソドックス、マルチカラーや大柄になると存在感が増します。

悠久の時を経て魅力が増す古典柄を身に纏ってみませんか。

 

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