ノータイでも襟元が上品なクールビズ【広島でオーダーシャツ】

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今年の梅雨は、猛暑と大雨の繰り返しというメリハリ型だそうです。これからの気温と湿度の高い時期の着こなし、クールビズはジャケット無し、ネクタイ無しでOKという方も多数いらっしゃるかと思います。ワイシャツとパンツのみでどうしてもカジュアル寄りになりやすいですが、あくまでビジネスなので少ないアイテムでも上品にみせたいところ。
ワイシャツとパンツだけでも上品にみせる3大ポイントは
・デザイン
・色使い
・素材
ではないでしょうか。
今回はノーネクタイでも襟元を上品に見えるデザイン、ウインザーワイドについてご紹介します。

通常のワイドカラーに比べて襟が僅かにカーブして、丸みを帯びた形状になっています。
一般的なワイドカラーはもう少し直線的なラインです。
ノータイで釦を外して着ても、衿の剣先が下がらずすっきりした印象です。

名前の由来であるウインザー公爵(イギリス国王エドワード8世)は今回ご紹介したウインザーワイドの他に、ウインザーノットなど20世紀のファッション界に大きな影響を与えたファッショニスタとして知られています。王族の一員でもあり王道のクラッシックスタイルを愛しつつ、おきて破りとも言える着こなしを後世にひろめました。ゴルフ場でニットを着たり、スーツにスエードシューズをあわせたり、現代では当たり前ですが100年前のイギリスでは異端スタイルであったようです。
上記の襟型、ウインザーワイドも通常のワイドカラーもほとんど変わらない、とお感じの方もいらっしゃるかもしれません。
そう、ほとんど変わらない、でもよく見ると違う?くらいがビジネスシーンにおける上品の範疇かと思います。
一目見て明らかに違うおきて破りの異端スタイルを、後世に定着させる試みは我々にはハードルが高すぎますし、ビジネスウェアとしては全体の調和を乱しやすいと言えます。
6月23日は日本では沖縄戦「慰霊の日」として知られていますが、ウインザー公爵の誕生日でもあります。
既製品のシャツでは、ほとんど見かける機会の少ないウインザーワイド、上品な丸みを帯びた柔らかい印象でノータイの襟元をさりげなく上品に演出してくれます。
麻生テーラーのオーダーシャツでお試しください。
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