ミラノでおさらい。

ミラノでおさらい。

ミラノでの仕事も終わり、帰国便の機内の中でこのブログを書いています。

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ミラノ滞在中も私の場合は、市内ショールームを回るだけではなく、ネクタイを仕込みにコモへ行ったり、ベルトを仕込みにベルガモに行ったり、テキスタイルを仕込みにビエラに行ったりと、移動距離も長く毎日がヘトヘトです。本日はミラノでのヘトヘトな仕事を紹介しながら、来秋冬の傾向をおさらいしたいと思います。

 

やはり、ミラノでどのブランドを見ても「英国調」がキーワードです。

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ヤコブコーエンのショールーム。あのラグジュアリーデニムブランドにもコーデュロイ素材やウール素材使いが仲間入り。

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アスペジのショールーム。都会的なミリタリーアウターを得意とするアスペジもコーデュロイやハリスツィードを使用した、ゆったりとしたラグランスリーブのステンカラーコートに注目が集まっていました。

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ヘルノのショールーム。今一番勢いのあるアウターブランドですが、ウール使いやツィード調のウール柄をプリントした化繊素材などを使用したダウンアウターが満載でした。

 

もちろん、私がイタリアで仕込むオリジナルのネクタイも英国調を意識して柄出しをしました。

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このように、ピッティウォモからミラノへ移動しても、「英国調」を意識したコレクションを多く見ました。今年のトレンドと一緒の英国調だから無理な買い物はしなくてもよさそうかも?いやいや、もちろん来年なりの新しさもあります。私の大妄想大会もここへきて固まりつつあります。皆様、来年をお楽しみに!

 

ところで、ミラノファションウィークも英国調だったのでしょか??これだけは独自路線をまっしぐら!リアルクロージングを追いかけている私の発想とは全く違います。さすがデザイナーです(笑)。

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久しぶりの英国調以外を見たからではありませんが、やはりランウェイは気分が上がります。私が今回のイタリア出発で一番テンションが上がったディースクエアードでの一枚でした(笑)。

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