スプリングアウターのイマの気分。
メンズクラブ最新号が本日、発売になりました。プレスの姉さんから、アンタも出てるで~と言われ、見たら出ていました(笑)。
取材された記憶がまったくなかったので、ビックリしましたが。。。ピッティで取材をしてくれていたのがこれだったのかな!?
さて、いよいよ本格的な春を目前にスプリングアウターの特集もいつも以上に増頁しているようです。春専用のイメージが強いスプリングアウターは、実は着用期間が長い優れもの。単なる春先の防寒具としてではなくジャケットやブルゾン感覚でファションアイテムとしてもっと活用したいという気運が高まっているピッティウオモでも注目アイテムでした。先日もご紹介したスプリングコートを春だけではなくタイムレスに着用できるライトコートととらえ、麻布テーラーではオーダーシステムも導入しました。
そんな注目のスプリングアウターもトレンドデザインやトレンドコーディネートがあります。メンズクラブでも紹介していますが、ミリタリー・ワーク・アウトドアの土臭さのあるラギットなデザイン、それにクラシックやエレガントなアイテムとミックスするスタイルです。今月訪れたミラノの人気セレクトショップ「Eral55」のウィンドウディスプレイを見てください。
ドレッシーなインナーにはアウターはラギット。ラギットなインナーにはアウターはエレガント。このギャップ感がイマの気分なのです。
では、麻布テーラーのフィルターを通すとどんな感じになるか?クラシックなべステッドスーツにアウターはMIDAのM65を合わせるイメージです。実は目に見えない微差の別注をして、よりスーツに合わせやすくしています。まず、テキスタイルですが、製品染めや製品洗いのように見えるのですが違います。マイクロファイバー糸を使用し、高収縮加工を施したビンテージ感と撥水性をあわせもった高機能素材を使用しました。このようにテキスタイルの段階で着古し感を出すことで、程よいエレガント感が出るのです。縫製もあえて、太い糸でテンションを強くミシンをかけてもらうことで、これまた程よいビンテージ感を出しました。一言でいうと、フェイクガーメントダイとでもいうのでしょうか。サイズスペックもスーツアウター仕様にしています。スーツの着丈がアウターから出るのは、スマートではないので着丈を少し長く変更しました。
最後に私のようなドレスコードの緩い方なら、これなんかもおすすめです。
メンズクラブイベント用にセレクトした逸品です。数量限定なので、お客様優先ですが夏に私のサイズが残っていたら買います!メンズクラブ編集の海沼さんも買うようです(笑)。