ジェントルマンな夜とジェントルマンな服。

ジェントルマンな夜とジェントルマンな服。

「Gentleman’s Night」も盛況に終了しました。私は、トークショーやベストドレッサー賞のプレゼンター、クロージング挨拶と、楽しむ暇を与えてもらえなかったこともありますが、ご来場いただいたお客様に楽しんでいただいたのかが心配です。麻布テーラーは、沢山の知的なお客様にご支持をいただいています。よって我々も単なるトレンドやファッション性を追うのでなはなく、オケージョンに合った正しく・楽しく・お洒落なご提案をし続けることを目標にしているので、このようなイベントを初めて行うことになりました。社長からは、少し真面目すぎて麻布テーラーらしさが出なかったと指摘もされたので、第2回目があるのであれば、もう少しリラックスした演出にしたいなぁと思います。私は真面目すぎるトークが苦手なので、自ら楽しむためにも (笑)。

このイベント終了後に沢山のお客様に記念撮影を依頼されました。とても嬉しいのですが、トークショーも含めて、このような撮影ではいつも違和感が抜けません。MEN‘S EXはじめ、いくつかのメディアに登場させてはいただいてはいますが、私は単なる洋服屋で、単なるサラリーマンなのに、なんか申し訳ない。。。というのが、ブログだから書けるここだけの本音です。もっと本音をいうと、私は単なる洋服好きの、単なる女性好きの、単なる食事好きのオッサンですからね。お客様のほうが、絶対ジェントルマンなのですから(汗)。イベント終了後の3次会の、酔っぱらっている姿こそ、日常の上月です(笑)。

さて、ジェントルマンとは程遠い私がディレクションしているジェントルマンな洋服のご紹介です。説得力がないとは思いますが。。。

 

ジェントルマンな洋服の代表といえば、フォーマルウェアです。クリスマスパーティにフォーマルな装いをするオケージョンは日本ではとても少ないと思います。やはり、結婚式や披露宴、これからの時期ですと卒業式や入学式など、人生の節目を彩るときめきのセレモニーには、やはりきちんとしたフォーマルウェアは欠かせません。

 

何を隠そう、麻布テーラーはスーツやシャツなどのビジネスオーケージョンでのオーダーと匹敵するほど、フォーマルウェアのご注文も多いのです。様々なものが変わりつつある現在、フォーマルウェアの着こなしも変化しています。麻布テーラーはクラシックなフォーマルウェアのコーディネーションに敬意を表しながらも、21世紀のフォーマルウェアについて考えたコレクションが「AZABU BLACKS」です。麻布テーラーには日本フォーマル協会が認定するシルバーライセンスを取得したスタッフが、各店舗に在籍。この国際的に通じる正式なフォーマル知識をベースにしながら、サイズはもとよりお客様のマインドにもフィットする現代的なフォーマルスタイルをご提案しています。

 

クリスマスパーティにフォーマルな装いをするオケージョンは日本ではとても少ないといいましたが、私ならこんなファンシー柄のタキシードと王道のカシミヤのダブルチェスターコートの相反するコーディネーションで、素敵な女性をエスコートしたいと妄想します。

もちろん、この写真も全て麻布テーラーメイドです。カッコよくないですか??でも、私もこんなフォーマルウェアを着ていくクリスマスイベントに参加した事はありません。やはり、洋服はオケージョンあって初めて成立するものです。洋服だけではなく、今回の「Gentleman’s Night」のような、オケージョンも一緒に皆様にご提案できる麻布テーラーになりたいと思っております。NIKKEI STYLE Men’s Fashion Channel 平片編集長、MEN’S EX 金森編集長、ぜひ第2回目もよろしくお願いします!

合わせて読みたい記事

今年はスリーピーススーツ。#2

麻布 ザ・カスタムシャツの秘密。♯3

お洒落な大先輩。三人三様。