アメリカブレザーのご紹介(Ⅰ型編)PART1

皆様こんにちは、池袋店の脇山です。
先日のインスタライブを視聴いただいた方々につきましては、お付き合いくださりありがとうございました。
4月も下旬になり、ジャケット&スラックスのご注文も増えてきました。
人気が復調してきているブレザーに関して、ご来店なさるお客様より様々な質問をいただきます。
今回はブレザーのディテールについてご紹介します。
二部にわたる長文編ですが、少しでも参考にしていただける箇所があれば幸いです!
HARRISONS
FRONTIER
ORDER SINGLE BLAZER ¥85,800(tax included)〜
300g/㎡
生地品番:69982
※ブレザーおよびジャケットのオーダーは¥27,500(tax included)〜から承れます。
タイトルに記載したアメリカブレザー(Ⅰ型)はNo.1サックスーツと呼ばれるデザインと同義語で、1901年にポロカラーシャツやレップタイなど名品を創出した某アメリカントラッドブランドから登場しました。
通常のアメリカブレザー(Ⅰ型)は、胸ぐせ(フロントダーツ)を排して幅広い体型のアメリカ人にフィットするようデザインされていますが、ヨーロッパテイストな麻布テーラーの型紙では、くびれを付けるフロントダーツが入りますので、ご容赦くださいませ。
・フロントボタンは3つボタン段返り
フロントボタンが3つありながら、第1ボタンが襟裏に返って2つボタンのように見えるデザイン。
元々は3つボタン上2つボタン掛けで着用していたブレザーを、当時のトレンドだった2つボタン調に見せる為にハーバードやブラウン、コロンビアといったアメリカ名門大学(アイビー)の生徒達がプレス位置を第1ボタンが隠れるよう設定し直したというのが諸説ある内の一説です。
今でもアメリカスタイルのアイコニックなデザインとして受け継がれています。
日本においては、1960年代にアイビー系ブランドの創始者である石津謙介氏が巻き起こしたアイビールックをご存知の方に、特に人気が根強く感じます。
・肩まわりはナチュラルショルダー
麻布テーラーのジャケットは肩パットを省き、袖付をシャツ袖とよばれる肩先のタレワタを省いてリラックスしたテイストにしたものが多くあります。
ご紹介するブレザーにおいては肩パットは0.3〜0.5センチにして、スーツと同様に肩先のタレワタを自然に用いつつ、少し撫で肩気味に傾斜をかけます。
ソフトな印象をもたせつつ制服として用いられた概念を残すのが特徴です。
英国などの重厚でハリ感がしっかりとした生地であれば、肩パットは省いてもお勧めです。
・胸ポケットはセミ船底
イタリアなどではカーブを描きながら胸元に立体感を見せるバルカポケットも人気ですが、きちんと感の強いセミ船底ポケットがブレザーのデフォルトになります。
・腰ポケットはパッチ&フラップ
スーツに用いられる雨蓋と、カジュアルジャケットに用いられるパッチポケットを掛け合わせたデザイン。
走りまわってもポケットから物が落ちにくいとして、アメリカブレザー(Ⅰ型)のアイコン的なデザインになりました。
いざ始めたら非常に長文になりましたので、次回に引き続きお話しをさせて頂きます。
店頭でもデザイン諸々のご説明は承りますので、是非ともご予約をお待ちいたしております。
麻布テーラー池袋店
脇山
azabu tailor / 麻布テーラー
池袋店
〒171-0022 東京都豊島区南池袋2-25-6 南日本ビル 3F
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