Gifts for 自分？　by azabu tailor ~4~

本日もご覧いただきありがとうございます。

Gifts for 自分　by azabu tailorシリーズ本日が最終回になります。
最終回ということで自分だけでなく、人に贈るGiftについてご紹介させていただきます。

先日カフリンクスをお求めに来店されたお客様がいらっしゃいました。
よくよく話をお伺いさせていただくと、ご自身がお好みのものではなく、大学のテニスサークルの友人の結婚式に出席するときに、
友人となるきっかけになったテニスに関連するアイテムを身に付けたいとのことでした。
「袖口からのぞいて見える様にするには大きな動きをしないとほとんど見えないし、それと同時に友人に目撃してもらわないと気が付いてもらえない」
とお客様は笑いながらお話しいただきましたが、結婚式という場をご自身のためにも、ご友人のためにも楽しもうという心意気が素敵でした。

今回ご紹介させて頂いたお客様は直接的な贈り物ではありませんが、相手のことを想い服装で表現するのは、直接的な贈り物に勝らずとも劣らないのではないでしょうか。

紳士服の世界には “understatement”といった表現があります。
あからさまな表現でなく、控えめな表現といった意味合いで使われ、
ファッション史に名を残す方の中には「道行く人々が振り返って君を見るならば、君の着こなしは間違いだ」と言葉を残した方もいます。

そんな紳士服のルールにのっとり、直接的に言葉を、物を、素早く、簡単に贈ることのできる時代になったからこそ、控えめで、時間が必要で、決して合理的ではない、
心に残るような贈り物を考えてみてはいかがでしょうか。

前置きが長くなりましたが、
本日はそんな誰かの個性に理由があるからこそお応えできる可能性のある個性の輝く品々をご紹介させていただきます。

自転車好きな方へいかがでしょうか

音楽好きな方、バンドマンの方、ドラマーの方へ

やんちゃな方へ

お医者様へ

ガンマンへ？

ロマンチストな方へ

針仕事の方、手芸が好きな方へ

笑顔を心がける方へ

ハートが似合う方へ

こういった変わった個性的なデザインは、ご自身で理由をつけてお使いいただくのも良いと思います。

今回はカフリンクスとポケットチーフをご紹介させて頂きましたが、
オーダースーツ、オーダーシャツでは裏地であったり、ボタンであったりをお選びいただきます。

”贈り物をする相手と一緒にオーダーをする時間”と”時間をかけて選んだものが洋服として思い出の証”になるのも我々がお助けできる一つであると思います。
贈り物のかたちにこだわる方はギフトカードもご用意しておりますので、ぜひご検討ください。

面倒に感じる機会も多いと思いますが、物に意味を持たせてみるのもご検討いただければ幸いです。

皆様にお会いできるのを楽しみにお待ちしております。