スタッフスナップ:王道を少し逸れて・・

スタッフスナップ:王道を少し逸れて・・

吉祥寺ブログをご覧の皆様、こんにちは。

 

自分で作るレモンサワーにはまっている佐々木です。

 

今日は、スタッフスナップと題して、今シーズンスタッフが作ったアイテムをご紹介していきます。

 

今回は、自作自演ということで私佐々木のアイテムを。

 

今シーズン私が仕立てたのはネイビーのブレザーです。

 

おそらく、ビジネス・カジュアル問わず、ワードローブに一着はお持ちかと思います。

 

メタルボタン、パッチポケット、フックベント、6mmステッチ、と

 

「ブレザー」と聞いて思い浮かべる仕様はきちんとおさえています。

 

しかし、そこはオーダー。

 

少しづつですが、自分なりのこだわりを入れています。

 

 

例えば、メタルボタン。

 

ブレザーのボタンといえば「金ボタン」が市民権を得ているかと思いますが、私はシルバーにしています。

 

シャツやタイに青色を持ってくることが多いので、ゴールドの煌びやかさより、同じ寒色系のシルバーの寒々しさの方が合う気がするからです。

 

ちなみに全く余談ですが、金閣寺より銀閣寺が好きです。

 

はい。関係ないですね。

 

また、「ブレザー」というと「アメトラ」「トラッド」「アイビー」という単語も連想されることも多いかと思います。

 

日本では1960年代のVANジャケットなどが思い浮かぶでしょうか。

 

そうした「ブレザー」は・・・

 

・袖口の二つボタン

 

・前身の3つボタン段返り

 

が一つの定番仕様として紹介されることも多いようですが、私は3つボタンではありますが「段返り」にはしていません。

(厳密には「3つボタン」と「3つボタン段返りは」は違うものです)

 

また、袖口も2つボタンではなく3つボタンにしています。

 

理由は・・・特にはありません。ただの好みです。

 

ちなみに、6mmステッチ(写真では少しわかりにくです。申し訳ございません・・)、フックベントは定番の通りに仕立ています。

 

 

 

 

しかし、一番のこだわりは生地でしょうか。

 

今回私が選んだのは英国の雄 HARRISONS の代表作 FRONTIER です。

 

 

春夏の平織りながら、300gというしっかりした目付によるハリ・コシが確かな仕立て映えを約束してくれる名作です。

 

その中から、今回選んだのはこちらの生地です。

 

「ブレザー」の色は所謂「濃紺」が定番かと思いますが、私は濃紺よりは少し青味のある生地をセレクトしました。

 

理由は・・・これも特にありません。ただの好みです。

 

しかし、この「ただの好み」こそ、オーダーする意義とは言えないでしょうか?

 

既製品は得てして「定番」であることがほとんどです。

 

あまりに変わり種な既製品は売れない可能性があるからです。

 

「定番」ではない、自分のこだわりを入れて仕立てられるのがオーダーであり、

 

それこそ「オーダーする意義」と言えると思います。

 

もちろん、「定番」を自分のサイズでオーダーする、のもオーダーならでは、と言えます。

 

それもまた、大きな魅力の一つ。

 

今回、私は少し「定番」を外れたオーダーをしました。

 

皆様は、どのように致しますか?

 

是非、店頭で我々と一緒に悩みませんか?

 

佐々木


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