オーダーシャツで拘って欲しいポイント②

オーダーシャツで拘って欲しいポイント②

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前回のブログに引き続き、今回はシャツの袖口、カフスのご紹介。

衿と比べ、大きく印象が変わるポイントではありませんが、拘って頂きたいポイントです。

・シングルカフス

折り返しのないカフスで、ボタンで留める最もベーシックな袖口。袖口の形状は、大きく分けると、ラウンド・カットオフ(バレル)・スクエアの3タイプのご用意になります。

ラウンド

角が丸くカットされているシングルカフス。半径の大きなものは大丸、小さいものは小丸、フォーマルやドレッシー等の厳密な区別はないとされています。もっとも広く流通しているディテールで、柔らかくエレガントな印象になります。カットオフ(バレル)、スクエアと違い角が無いディティールの為、擦れによる、角部の生地の消耗が出ない形状です。

カットオフ(バレル)

シャープ印象が特徴の形状。スッキリとしたシャープなデザインはドレッシー向きに思われるが、どちらかと言えばスポーティなデザインとされているそうですが、フォーマルやドレッシー等の厳密な区別はないとされています。個人的には角度が浅く、上品な印象のノーブル型で仕上げるのが好みです。

スクエア

角がカットされていない、ストレートでプレーンなカフス。場所を選ばず、シンプルできちんとした印象でお召し頂けます。しかし、擦れによる、角部の生地の消耗が出やすいのがデメリットです。

※シングルカフスのシングル釦の形状は下記ディティールも選択頂けます。

コンバーチブル釦無し(テニスカフス)

元々は、ダブルカフスより、一番フォーマルでドレッシーなデザインとされていた仕様です。昔のシャツは、固い襟とカフスを取り外しできる”デタッチャブル式”が基本で、カフリンクスを通すだけで十分なハリが出ていたそうですが、時代の流れで、ハード・カラーからソフト・カラーへと変化していく中で、およそ1850年以降からカフスを二重に折り曲げることで、適度な固さと重厚感を残したデザインが考案されたとされています。オーダーで芯地をハードにし、古き良き時代の着こなしを拘りたい方にオススメです。

コンバーチブル釦あり

釦でも、カフリンクスでも留められるディティールです。ボタン穴が左右にあり、片方にはボタンがつけられています。常にカフリンクスつけるのは面倒くさいけど、カフリンクスもたまには楽しみたいという方にオススメです。

アジャスト釦

既製品で良く見られる、サイズ調整用の釦が付いたディティールです。オーダーではあまり見られませんが、洗濯による縮みを考慮し、ご指定頂く事も可能です。

・ダブル釦カフス

ボタンが縦に二つ並んで付いているシングルカフス。手首にしっかりとフィットするよう袖口をしっかりと留めたいときに便利とされています。エレガントなドレッシーなディテールとされイタリアメイドのシャツに用いられることが多いとされています。袖口側の釦を一つ外し、時計を付ける着こなしも粋ですね。

・ダブルカフス(フレンチカフス)

袖口を折り返して二重にしたカフス。折り返して、カフリンクスで留めるスタイルは、装飾性が高く、重厚感、風格を感じさせます。ドレッシーでフォーマルなディティールなので、タキシード等フォーマル性の高い洋服に、コーディネイトして頂く仕様ですが、ビジネスシーンでもお召し頂けます。

ミラノカフス(ターンバックカフス)

ドレッシーでエレガントなカフス。ダブルカフスの一種ですが、外側のカフスにはボタンが付けられておらず、カフリンクス無しでお召し頂けるディティールです。ドレッシーなシャツに多く用いられます。

如何でしたでしょうか。前回同様、長々とうんちくを羅列させて頂きましたが、諸説ありますので、歴史的な背景はご参考までに(笑)。又、細かい箇所ではございますが、個人的にステッチバランスも拘って頂きたいポイントです。衿、カフス、セットで変更になりますので、生地や衿型に合わせて、オーソドックスな6mm、ドレッシーなコバステッチをご指定頂けます。

特に時計をお召しの方は、カフスのダメージが気になると思います。コバステッチにすると、生地ダメージの浸食が、ステッチで一旦止まり、目立ちにくくなりますので、オススメです。

その他、気になられる点や、細かな点は、店頭スタッフにご相談くださいませ。オーダーの際の、ご参考にして頂けますと幸いです。


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