シャツがある、故にスーツあり①
ブログをご覧頂きありがとうございます!
意味深タイトルシリーズ第2回目です(笑)
今回はオーダースーツを生業にする私どもですが
スーツを着こなす上で不可欠なシャツについてのご案内です!
肌着としての役割のあるシャツですが
日本においてクールビズ時には”インナー”から”アウター”へと
変貌するシャツですが、
クールビズの際に
ジャケットを脱いだ時のウェストまわりのシルエットは
今の時代、こだわってらっしゃる方が多いと思います。
当然採寸時にもこの点は、よーくサイズのご希望を
伺う箇所でございます。
ただ私どもがこだわる箇所はその点に限らず、
むしろ3番目くらいの優先順位です(笑)
シャツを選ぶ上でこだわって頂きたい箇所は…
1.首のサイズはしっかり合っているか?
2.お洗濯をする上で素材の縮みは避けられないものです。
縮みを考慮して首や袖丈や着丈は余裕のあるサイズであるか?
3.シャツのカフスまわりのサイズは合っているか?
4.ウェストまわりのサイズが
細身を通り越してピタピタになっていないか?
等々こんなにも我々がこだわる箇所は多いのです!
今回は1、2の項目について触れていきます
○首のサイズは大きすぎると首周りの
余分な余りがだらしなさを感じさせてしまいます。
きつ過ぎてもいけませんし
首のフィット感も好みは様々ですが
概ね首の隙間に指が1,2本入るくらいがおススメです。
○ウェストまわりを細身のサイズで買う方は多いと思います。
オーダーに来て頂いた方のご相談の多くは
ウェストまわりのサイズ重視で買うと袖丈が短い、
首がきついといったものです。
本来はシャツが縮み、袖口からシャツが覗かなくなってしまうと
そのシャツは役目を終えます。
袖口からシャツが出ないとシャツの手首周りに
付いていた汚れがジャケットの袖口に付いてしまうためです。
横のサイズ重視で買ってしまうと縦方向の長さが
犠牲になってしまうコトはよくあるかと思います。
一にも二にもシャツは長さにゆとりがあるものを第一条件に!
ウェストまわりのフィット感はそのままに
首も最適お好みに、
袖丈も縮みやシワ、動くことを加味して
しっかりとゆとりを持って採寸します!
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というカンジで次回は3、4の項目に触れていきます。
乞うご期待!