シャツがある、故にスーツあり②
ブログをご覧頂きありがとうございます!
前回に引き続きシャツについてのブログです。
シャツに関して私どものこだわりとして…
1.首のサイズはしっかり合っているか?
2.お洗濯をする上で素材の縮みは避けられないものです。
縮みを考慮して首や袖丈や着丈は余裕のあるサイズであるか?
3.シャツのカフスまわりのサイズは合っているか?
4.ウェストまわりのサイズが
細身を通り越してピタピタになっていないか?
という項目に関して今回は3について
ご説明します!
シャツのカフスまわりのサイズは大変重要です。
カフスまわりが緩いと手首でシャツの袖が引っ掛かることがなく
ダブダブとシャツが出てきてしまいます。
※カフスまわり緩い状態
シャツの袖自体は縮みやシワを考慮して可能な限り
長めの寸法をおススメさせて頂きますが
カフスまわりが緩いと
だらしなくシャツの袖が大量にジャケットの裾口から
出てきてしまいます。
よ~くご相談を受ける項目に
「既製品のシャツは袖が長くて、
ジャケットからシャツが多く出るのが悩み」
というものがあります。
こちらの悩み、問題はシャツの袖の長さではなく
カフスまわりの緩さが問題なのです。
これの解決策としては、
カフスまわりのサイズを細く作ることをオーダーでは
行ないます。
※カフスまわりピッタリ
既製品ではアジャストボタンと呼ばれる調整ボタンが
よく付いています。
(袖口に2つ付いているボタンのことです)
意外にもお話を伺うと、緩い方のボタンで留めている方が多い!
きつい方のボタンで留めると↑の悩みは、
あら!不思議と解決した事例も少なくありません。
基本的にきつい方のボタンで留めて頂くことをおススメします。
アジャストボタンが付いておらず、
カフスまわりがどうしても緩い!(海外シャツに多い気がします)
そんな方には…
ボタンの付け直しをしてください!
より内側へボタンを縫い直すだけでカフスまわりは
きつくできます。
応急処置的な方法ですが手首の細い私は
オーダーシャツを作る前は既製品のシャツをこの方法で
カフスまわりのサイズを合わせていました。
オーダーであればもちろんこの様な応急処置は必要ありません。
ピッタリの袖丈、カフスまわりをお作り致します。
長くなりましたが次回は4の項目についてお送りいたします。
乞うご期待!
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