夏に着たいモヘヤスーツ
こんにちは。
いつも名古屋駅店のブログをご覧くださいましてありがとうございます。
昨今のビジネスシーンでは5月からクールビズに入り既にジャケットを着ない企業もかなり多くなってます。約半年はジャケットを着なくてもいい方がほとんどだと思いますが立場上夏でも上着を着なければならなかったり、TPO的にジャケットが必要になるシーンもあるかと思います。
一般的に最近は夏にスーツを着ないのでオールシーズン向けのスーツを用意し、それを年間通して着続ける方も多くいらっしゃいますが、オールシーズンスーツは”春秋”に着やすい物になっており、夏と冬は少し着にくくなります。(暑かったり寒かったり)
スラックスの消耗や、スーツの寿命を考えると春夏スーツと秋冬スーツで分けて頂いた方が長持ちし、季節に合った着心地になる為、ランニングコストを考えるとお得になります。
そこで、今回ご紹介したいのは春夏用のスーツで特に夏も着れるスーツをご紹介します。
基本的なスーツの素材はカジュアルな物を除き100%ウールの物がほとんどですが、こちらの写真のスーツは60%モヘヤ40%ウールの生地となります。
今回ご紹介するモヘヤとは、アンゴラヤギの毛を用いた毛織物でハリコシがあり、ウールよりも肌触りが少しザラっとするため、パンツ等の直接地肌に触れる接地面が少なくなり、汗をかく夏場もドライタッチでべたつきにくくなります。また、光沢も非常に綺麗で100%ウールの春夏向けに作られた平織りの生地と比べツヤが出ます。
これだけ聞くと夏はモヘヤが一番いいのでは?と思いますが、敢えてデメリットを挙げるとすると、ウールの織物より重たいです。
そこで麻布テーラーが提案したいのは、”仕立て”の部分
麻布テーラーの通常仕立て(モデルノ仕立て)の場合、一部接着芯を用いた総毛芯仕立てになる為、上着の立体感を出し、いわゆる”仕立て映え”するカチッとした印象になります。※総毛芯はクラシコイタリアモデルとコンチネンタルモデルのみ
ただ、総毛芯のスーツは生地+芯地やパットの副資材の重量がかかる為、モヘヤ混のスーツだと重たくなるのがほとんどです。
一方こちらは超軽量化を実現する為に用いるライトコンフォート仕立て用の芯地です。
モヘヤ生地のようにハリコシがあり、少し重たい生地の場合は軽量仕立てがおすすめで、芯地を極力省いてもヨレ感が出にくく、かつ非常に着やすくなります。
麻布テーラーでは軽くする【ライトコンフォート仕立て】、涼しくする【エアコンフォート仕立て】2つをミックスした軽くて涼しい【エアライト仕立て】が御座いますのでどのような生地をお選び頂き、どの様に着たいのかでご提案させて頂いております。
夏向けのスーツ、是非ご検討くださいませ。
名古屋駅店
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shop info
‐営業時間
平日 12:00‐20:00 / 土日祝 11:00‐20:00
ラストオーダー 19:30
定休日 毎週木曜
‐アクセス
各線(JR・地下鉄・名鉄・近鉄)「名古屋」駅より徒歩約5分
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‐プライス
Suit ¥44,000~ / Jacket ¥27,500~
Pants ¥16,500~ / Tuxedo ¥60,500~
Shirt ¥7,700~ / Coat ¥60,500~
‐取扱生地
Suit
Ermenegildo Zegna / Loro Piana / DORMEUIL / Scabal / HOLLAND & SHERRY / HARRISONS OF EDINBURGH / TALLIA DI DELFINO / Savile Clifford / LASSIERE MILLS / GUABELLO / VITALE BARBERIS CANONICO / ARTHUR HARRISON /JOHN FOSTER / REDA / Tollegno / KUZURI etc.
Shirt
CANCLINI / THOMAS MASON / ROYAL CARIBBEAN COTTON / ALBINI etc.
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