タキシードのその後
こんんちは。
いつも名古屋駅店のブログをご覧くださいましてありがとうございます。
最近結婚式衣装として、タキシードのオーダーをご検討される方が増えました。
レンタルで揃えても結局10万ぐらいの予算で、一日しか着ないのに勿体ないし、せっかくならオーダーで!との事で麻布テーラーをお選び頂ける事が多くなっています。
タキシードをオーダーするにあたって一番多く頂くご質問は「自分の結婚式以外で使えますか?」といった内容です。
極論申し上げると基本的には使えないです。
タキシードは夜の正礼装に当たる為、結婚式に呼ばれて出席する際新郎様と格式が同じ、もしくは新郎様の衣装によっては格上の礼装になってしまうからです。
ではタキシードは何処に着ていけるのか?
着用シーンとしてはオペラ鑑賞やクラシック音楽コンサート、格式の高いクルーズディナー、フォーマルなレセプションパーティーなど、、
上記関係のお仕事に就かれているなら日常的に使えると思いますが、なかなか機会は多くないと思います。
そこで、せっかくオーダーでお仕立て頂くのであれば是非普段も使って頂きたいのでその方法の一部をご紹介します。
①生地をカジュアルな物で選んでみる
一般的なタキシードに使われる素材と言えばウール100%の艶が綺麗な生地やシルクをブレンドした光沢感のある生地で作る事が多いですが、
麻布テーラーでは『仕立てる』のでそもそも生地をコットンやリネン等カジュアルな素材で仕立てる方法です。
夏向けであれば涼しくてシワが綺麗なリネン素材、冬用であればベルベットやフランネルのような起毛素材、最近ではデニム素材でタキシードのオーダーも出来るようになりましたので、その後使いやすい生地でセレクトされるのもアリです。
②デティールを少しカジュアルにしてみる
タキシードと言えばベント(上着の後ろの切れ込み)が無く、ノーベントでのお仕立てが基本となりますが、通常のスーツやジャケットと同じデティールのベント有のデザインにしたり、シルクサテン巻のボタンではなく水牛ボタンや貝釦にしてみたり
通常のタキシードを少しスーツやジャケットのデティールに寄せる方法です。
③タキシード風のデザインにしてみる
基本タキシードはラペル(上着の襟)がシルクサテンになり腰ポケットは蓋無しのこちらもシルクサテン。パンツにはシルクサテンの側章が入ります。
このシルクサテンを省いてタキシード風のデザインにする方法です。
厳密にはこれはタキシードではなくなりますが、一番着回しがききます。
一番ご注文が多いのは襟をピークドラペルにする方法ですが、最近はショールカラーも人気です。
オーダーならではの選択肢の多さで普段も使えるタキシードをご検討されてはいかがでしょうか?
名古屋駅店
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shop info
‐営業時間
平日 12:00‐20:00 / 土日祝 11:00‐20:00
ラストオーダー 19:30
定休日 毎週木曜
‐アクセス
各線(JR・地下鉄・名鉄・近鉄)「名古屋」駅より徒歩約5分
詳しい道案内はこちら
‐プライス
Suit ¥44,000~ / Jacket ¥27,500~
Pants ¥16,500~ / Tuxedo ¥60,500~
Shirt ¥7,700~ / Coat ¥60,500~
‐取扱生地
Suit
Ermenegildo Zegna / Loro Piana / DORMEUIL / Scabal / HOLLAND & SHERRY / HARRISONS OF EDINBURGH / TALLIA DI DELFINO / Savile Clifford / LASSIERE MILLS / GUABELLO / VITALE BARBERIS CANONICO / ARTHUR HARRISON /JOHN FOSTER / REDA / Tollegno / KUZURI etc.
Shirt
CANCLINI / THOMAS MASON / ROYAL CARIBBEAN COTTON / ALBINI etc.
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