都会に映えるクラシック素材 CANONICO Covert21μ

都会に映えるクラシック素材 CANONICO Covert21μ

今年の12月はいつもと違って、とても暖かいですね。

天気が晴れていたので、川上さんと一緒に、おしゃれなCOREDO室町のテラスで、スナップ撮影〜

川上さんは、最近とても注目されているCovert Cloth(カバートクロス)生地で、スラックスを新調されたそうです。

生地名は、イタリアCANONICO社の「Covert21μ」

Covert(カバート)とは「隠れ場所」という意味。

昔、キツネ狩り用のハンティングジャケットとして、英国で使われていました。

獲物から身を隠せれる様、濃淡2色が交じり合った双糸の経糸と、濃色の単糸の経糸を用いて、自然に溶け込むような色味を表現。また、雨を弾き、茂みに引っ掛けても破れにくい様、高密度で織り上げられた綾織り生地です。

そんな英国生まれのクラシック生地を、イタリア老舗マーチャントのCANONICO社は、適度な艶感と優美な色味で、野暮ったさを消し、現代の都会に馴染むよう昇華させました。

ジャケットは、スラックスのストーリー性を汲み取り、カントリー素材だが、野暮ったさがないHOLLAND&SHERRY社の「Sherry Tweed」。

Vゾーンは、グッとモダンに引き上げるよう、タートルネックではなく、スマートなモックネックニット。シャンパンゴールド色のキャプラチーフ。

おまけに、靴は、英国靴の伝統を守りつつモダンなデザインを取り入れたことで、革靴業界を席巻しているGaziano&Girlingのブローグシューズ。

どのアイテムに焦点を当ててもストーリーが盛り込まれている。=(イコール)個々の主張が強いアイテムなので、間違ったコーディネーションをすると、悪目立ちして一気に崩れてしまう。

センスと知識、外国風の顔立ちである川上さんだからこそできるスタイリング。

また、個性を出す為だけの自分本位なオーダーではなく、「物の歴史背景や作り手の思い等」見えない相手にも敬意を表して作られたオーダーだからこそ、カッコよくて、真似出来ない。

新米(平)「大変勉強になります!」


<着用アイテム>

[ジャケット]Holland&Sherry / Sherry Tweed 100% Lambswool / 340g/m

¥128,700(税込)〜

※川上着用生地は、廃盤生地の為、取り扱っておりません。

[スラックス] Vitale Barberis Canonico / Covert21μ 100%Wool / 440g/m

¥46,200(税込)〜

※川上着用生地:(64)2513-8575

[セーター]モックネックセーター(私物)

[革靴]Gaziano&Girling(私物)


担当:平亮太


azabu tailor / 麻布テーラー 日本橋店

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