モヘア生地の魅力

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今回は春夏におすすめなモヘア混生地のご紹介です。
モヘア(またはモヘヤ)と呼ばれ、アンゴラヤギの毛から作られています。
ウールの混紡して織られ、春夏の代表的なスーツ生地です。
モヘア生地は実用面や日本の気候との相性からみても春夏おすすめの生地です!
HOLLAND & SHERRY CLASSIC MOHAIRS Suits
230m/g Wool 85% Kid Mohair 15%
目の覚めるような鮮やかなスカイブルーは英・HOLLAND & SHERRYの1着。
春夏人気の生地色で好印象間違いなし。モヘア生地入門としてもおすすめの生地シリーズです。
【モヘア生地のおすすめ理由①】 シワになりにくい
モヘア混の生地は反発力がありしっかりとした生地感でシワにもなりづらく長時間着てもパリッとした面持ちがキープされます。
LASSIERE MILLS CLASSIC MOHAIRS Suits
270~290m/g Wool 95% Mohair 5%
独特の色合いが特徴的な英・LASSIERE MILLSの1着。グリーンにブラウンの糸が混ざっている生地のため角度によって生地の表情が変わります。
英国らしい玄人好みの1着ではないでしょうか。
【モヘア生地のおすすめ理由②】 清涼感のある生地感
ウールのしっとりとした生地感に比べてモヘアはシャリシャリとしたドライタッチな肌触りで、高温多湿な暑い時期にも快適にご着用して頂けます。
WILLIAM HAISTEAD Suits
250m/g Kid Mohair 60% Wool 40%
最後は英・WILLIAM HAISTEADのグレースーツ。こちらは Kid Mohair 60%も使われているだけあってウール生地とは全く違う固い生地感と光沢が特徴です。
ちなみに生まれて間もない生後1年未満の子山羊から採取された毛をKid Mohair(キッドモヘア)と呼び、柔らかい希少な高級素材となります。
【モヘア生地のおすすめ理由③】 独特な光沢
春夏物の平織り生地は光沢が感じられにくいですが粒立ちのある金属の様なキラキラとした光沢感があり、高級感のある仕上がりです。フォーマル生地としてもおすすめです。
ただし負荷がかかると折れ目の部分が裂けやすい性質で、特にモヘアの混紡率が高い生地はタイトにしすぎないなど、サイジングに注意が必要です。
何はともあれ、モヘア生地は春夏スーツにおすすめです。なんといってもシャリシャリとした生地感と表面の艶感は得も言われぬ高級感が漂います。
暑い時期でもスーツを楽しみたい方、モヘア生地はいかがでしょうか?
是非店頭にて生地感をご覧下さい。
ご来店をお待ちいたしております。
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