ブレザーの極意

ブレザーの極意

皆様こんにちは。

つい先日までは初夏を感じる程度の陽気だったのに、気付けば20度後半の日が続くようになり真夏さながらの天候となりましたね。

もう皆様はこの夏の準備はお済みですか?

先日、クールビズに備えるお客様から「会社のロッカーに掛けておいて、いつでも羽織っていける1着が欲しい」とのご要望をいただきました。

今回はそんなお声をもとにして、いつでも羽織れる便利なブレザーにフォーカスを当ててご紹介します。

MARLANE シングルブレザー ¥40,500+税〜

この春夏に再びトレンドアイテムになったブレザーです。

ブレザーの由来は諸説ありますが、現代ではメタルボタンの付いたジャケットを総称してブレザーと呼びます。

通常のジャケットに比べて、軍隊の制服などにも用いられた歴史から、かちっとした印象があってビジネスシーンにも適応しやすい特徴があります。

今回ご紹介させていただくのはアメリカンスタイルを踏襲したデザインで、袖口ボタンは2つボタンに。

スーツスタイルよりボタン数を減らすことでアイビーでスポーティーな印象に仕上げました。

麻布テーラーの定番仕様は、手縫い風のステッチでエレガントな印象ですが、今回は0.6センチ間隔のミシンステッチ仕様です。

当時のアメリカは大量の既製品製造が行われていた為、やや合理的なステッチワークを施していた時代背景もあるようです。

0.6センチ間隔で打ち込まれるミシンステッチは、通常よりステッチのインパクトがあって力強い印象になります。

ベントはフックベントと呼ばれる鍵状の形をしたもので、こちらも当時のアイビーリーガー達に好まれたデザインです。

ビジネスマンとは異なる感性を取り込むことにより、アイビールックならではの拘りを取り込んだディテールのひとつです。

こういった随所にも拘りが効くのがオーダーの面白みでもあります。

かなり端折ってしまいましたが、語りきれない部分も多数ございます。

是非とも麻布テーラー大宮にお越しくださいませ。

 

麻布テーラー大宮 脇山

合わせて読みたい記事

新人、入荷しました。

あのフェアがついに、、、

21AWに着たい大人のブレザー