新時代のNEWウェア、オーダーは環境問題に貢献している⁉

新時代のNEWウェア、オーダーは環境問題に貢献している⁉

表参道店のブログをご覧の皆様こんにちは。
塩川です。

今回のブログでは昨今、YouTubeやメディアで公開されているアパレル業界が抱える問題についてお話をいたします。

アパレル業界が抱える闇の一つ「大量廃棄問題」
「10億枚」・・・この数字は年間に廃棄される服の量です。繊維商品の廃棄量は年間 8000 万トン以上になるといわれています。この原因は諸説ありますが一番は業界の構造上の問題です。
バブル崩壊をきっかけに、アパレル業界は続々と海外へ工場を移転し、単価の安い製品を大量に作る方向へとシフトチェンジしました。
そして2000年代から黒船の来航、ファストファッションが勢力を伸ばし始め、それに対抗すべく、従来のアパレル企業が低価格帯のブランドを立ち上げたことも、大量生産の流れに拍車をかける原因となりました。

ファストファッションの定義は「消費者のニーズにお応えするため、リサーチに基づいて新たな衣服を短期間で大量に生産して、販売する」というアパレル経営のスタイルです。
原価を下げ大量に生産して、セール価格で販売しても高粗利が獲得でき、その結果大量に生産して廃棄したほうが企業としては利益が得られる仕組みとなりました。(この部分は複雑なカラクリのため一部説明を省略しました)

では何故、問題とされているかですが、アパレル製品が廃棄される手段の多くは、焼却処分です。廃棄焼却処分で発生する二酸化炭素(CO2)は、地球温暖化などの環境問題に影響します。その実態があるために問題視されています。

しかし、麻布テーラーではご存知の通り一部既製品もございますが主はオーダー商品です。在庫を極力抑えコストパフォーマンスに優れる商品を提供するため自社工場で生産されます。お客様からご注文いただいた商品に対して必要な生地メーター数を買い付け作成しますため、原価率は高く、お客様のご満足を第一優先に考え一部商品を除きセールは行っておりません。採寸、裁断ミス等で作り替え等が発生しないよう、店頭スタッフの採寸技術はもちろんのこと、工場の職人も卓越した技術がございます。
つまりオーダーは受注生産のため環境に配慮した仕組みになります。

アパレルが抱える闇が各メディア等で公開されはじめている背景があるからこそ、より麻布テーラーでご安心してお買い物をお楽しみいただきたいと考え今回はこのお話をさせていただきました。
麻布テーラーもいち早くサスティナブルに注目し商品開発をすすめております。現在ネクタイや過去にご購入いただいた衣類で活躍を終えた品物をエコバック等に作り替える取り組みなども行っていますので是非今後とも新開発の商品にご注目くださいませ。

塩川

 

 


 

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・麻布テーラーのパターンオーダースーツ はお仕立て期間を約6週間頂戴しております。
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