

いつも新宿EAST店のブログをご覧いただき誠にありがとうございます。
野間です。
寒い日が続きますが、体調は崩されておりませんでしょうか。
さて、麻布テーラーでは1月21日までシャツフェアを開催しております。
初めてオーダーいただく方も、いつもオーダーいただいている方もこの機会に是非店舗までお越しください。
今回はシャツのパーツの一つである、前立てについてお話したいと思います。
麻布テーラーではシャツのオーダーをいただく際に、ディテールの一つに表前立てと裏前立てが選んでいただけます。
オーダーをお受けする際に、「どちらが仕事に適しますか?」といった質問をよく受けます。
結論から言うと「どちらを選ばれても問題ありません!」
そもそも前立てって何?というところからですが、
前立てとはシャツの前ボタン部分に付けられる帯状のパーツのことです。
もとは補強のためのもので、英国や米国のクラシックなドレスシャツは表前立てが主流です。
対してイタリアやフランスでは前立てを付けず、生地を折り返してすっきりさせた裏前立てが伝統的に多いとされています。
ドレスシャツかカジュアルシャツかで前立ての意味付けは異なりますが、ドレスの場合は表前立てだと堅実で折り目正しい印象になり、裏前立てだと開放的でエレガントな印象となります。
諸説ありますが、こういったことからお仕事で使われるシャツをお求めの場合、どちらを選ばれても問題ありません。
英国紳士のようにかちっと着られるか、イタリア人のようなお洒落な雰囲気ですっきりと着られるか、お好きな方をお選びください。
またこの他にもオーダーで選んでいただけるものがたくさんございます。
お客様一人ひとりにあったご提案をさせて頂きますので、なんなりとご相談ください。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。
野間
麻布テーラー新宿EAST