パンツで表現する”こなれ”

何時も新宿EAST店のブログをご覧頂きありがとうございます。
今回のブログは本多が書かせて頂きます。
前回のブログでは、クールビズに差がつくスラックスをご紹介させていただきましたが、
今回は既製品ならではの差がつくボトムスを紹介させて頂きます。
そこで毎シーズン雑誌に一度は登場するワードこなれ感。
こなれ感のあるJKでトレンドを先取り!!なんてキラーワード的な見出しを良く目にする事はあるかと思います。
しかし、私自身長年ファッションに携わる先輩や上司の方と同じJKを急に手に取ったとして同じ様にこなれるとはとても思えません。
そこで、独断と偏見では有りますが私なりの”こなれ感”とはをご紹介出来ればと思います。
そもそも私の思う”こなれ感”とは肩肘を張らず、何時ものアイテムを様々なジャンルのファッションに上手いこと取り入れる事じゃないでしょうか。
毎シーズントレンドに追われ、流行っているからと急に普段着ないJKを新調するのは経済的にも現実的では無い方も多いかと思います。
しかし、実際に流行りの柄、シルエットは勿論ある為、全く間違いでは無いですが、出来れば1着を沢山着たいですよね。
そこでJKではなくボトムスで演出してみてはいかがでしょう??
尚且つ履き慣れた物。急に手を出したと思われない物。
そして新品では無く、愛用すればするほどこなれる物。
そうチノパンとジーンズ。
毎シーズン雑誌に当時するイタリア親父達は様々なJK、シャツを着ていますがよく見るとボトムスは見た事ある様な物が多いですし、なんならそこそこ古いモデルを履いてる親父も多いです。
流行りの物、ドレッシーな物を着ているのになんだが昔から着ている様な着こなし、肩肘張らないリラックス感が”こなれ感”なのではないでしょうか?その演出の肝こそが長年愛用した物を取り入れる事です。
そこで今シーズン麻布テーラーが別注した。チノパンのロングセラー【ディッキーズUS874】。
日本ではUSモデルとJPモデルの2種類が店頭に並んでおります、よく似た2つでありますが、生地もディテールも結構変わります。
USモデルの生地は丈夫で耐久性があるが、毛玉が出来やすい事、おろしたてはかなり固く、バリバリとした履き心地。
対してJPモデルは生地が柔らかく、毛玉が出来にくいがベルトループがUSより大きく野暮ったく感じる事がありました。
しかし今回は麻布テーラーで従来のUSモデルのシャープなベルトループのまま、生地をドレープ感のあるソフトなコットンツイルで別注をする事で両モデルのいいとこ取りで仕上げました。
別注アイテムはネイビー、ベージュの2色展開¥13,000+tax
このアイテムならワークアイテムに苦手意識のある方でも取り入れやすい上質さを感じる仕上がりではないでしょうか。
ダブルブレザーと合わせてみました。なかなかかっちりして見えません??
見せ方次第でワイドパンツもある程度すっきりな印象です。
大事なのは普段も履けるという汎用性。JKを脱いでしまえば同じアイテムでもこれならどこにでも行けるんじゃないでしょうか?
今回は”こなれ感”と言うことで、普段から履き潰している、同モデルUS874の私物でシルエットをご紹介させて頂きます。あくまでコーディネートの提案として見ていただけたら幸いです。
そして、長年相棒として付き合えるボトムスの王道ジーンズ。
新宿EAST店では残念な事に取り扱いがございませんが、同エリアで新宿Southで販売中の【RESOLUTE】。
国産デニム業界で20年以上デザイナーを務め、その黎明期からデニムファンに支持されてきた林 芳享【はやしよしゆき】氏が立ち上げたブランドがRISOLUTEです。
生地に毛羽を残し製品化する事で、着用による事でシワの毛羽が擦れてなくなり、より明確なアタリが現れ立体感のあるエイジング、防縮加工あえて行わず、洗濯による生地の拗れが楽しめる履きごたえのある一本です。
オーダーのお客様の多くは薄くて涼しいスラックスをご希望の方が殆どです。私もその気持ちは勿論もっておりますが、夏こそ洗いたい、、家で洗いたい、、そう思う事もありますよね。
濃紺のエレガントなジーンズもいいですが、沢山履いて自分だけの履きこなし”こなれ感”を作る事こそこなれ感の真骨頂ではないでしょうか?
新品はこのような深いインディゴですが、
私物ではございますが、約1年半でこの様な感じにエイジングしております。
リゾルトをご検討の方は是非新宿South店に足を運んでみてはいかがでしょうか??
RESOLUTE¥21,000+税
新宿south店ブログ【RESOLUTE入荷しました!】お問い合わせは新宿south店へお願い致します。
本多
この機会に是非、スラックスのオーダーをご検討下さい。
麻布テーラー新宿EAST
- Address: 東京都新宿区新宿3-25-10 當山ビル3F
- Telephone: 03-3358-9921
- Opening Hours: 12:00~20:00(土日祝は11:00~20:00)
- Last Order: 19:30
- Regular Holiday: 木曜日