どうか品切れる前に…

新作生地、続々と入荷しております。
春はやはり柔らかくて軽い色合いを纏いたい気分です。
Loro Piana Australis #28440
Single Suits Price¥110,000-
絶妙ですよねぇ、この色。
「ブルーグレー」ど真ん中って感じで本当に「紺(青)」とも「鼠(灰)」とも形容し難いので伝票書く時どっちにマル付けようかなぁって迷ってしまいます。
本当はこれくらいのクオリティじゃないと中間色らしい中間色にならないんですよね。
出来栄えはコチラ。
柄無しのプレーンなスーツにより主張性や攻撃性は限りなく抑えられることからあらゆるシーンで使い易く、これぞ1着は持っておきたい「格上げスーツ」とでも言えましょうか。
派手じゃないけど他のヒトとは被りにくい差別化スーツをお求めであれば是非。
心の底から今期イチオシです。
本当に光や角度によって何色かわかりにくくなるんですよねぇ、良い意味で凄く目を惹きます。
柔らかい雰囲気の色なのでゴージラインも低いコンチネンタルモデルで力強過ぎない印象にされたいところです。
ベストも襟付きにして胸元に厚みや立体感を出すことで膨張色特有ののっぺり感を払拭出来ます。
ボタンは黒系で引き締めても良し、茶色で和らげても良し、なことからオススメは曖昧な色味の水牛ボタン(¥3,850-)を。
高級生地の着心地を損なわせないためにも裏地はキュプラ素材(¥2,750-)を推奨致します。
また丸台場仕様(¥3,300-)でハリ感を伴わせると尚◎
今後はロロ・ピアーナのスーパー150’sシリーズの看板になるんでしょうかね、このオーストラリス。
本当に丁寧なつくりなので”150’s”の名からイメージされるデリケートさは感じさせません。
密度が高くてハリもありますよ、しっかり。
羊毛も他所のお話ではない原価高騰の御時勢…。
それでも毎年毎年安定して目覚ましい程のクオリティをリリースし続けるロロ・ピアーナ、流石意外に言葉は無し!