人気NO.1コートの正体

コートの接客は楽しいですね、やっぱり。
これからの時期のほぼ毎日の装いに寄り添うわけですから。
迷いますよね、悩みますよね。
しかも生地のみならず麻布テーラーにはこのように沢山の型紙があるので尚更。

…一つ一つ御紹介、説明するコチラは楽しいからこそ終わった後は正直ヘトヘト‥‥。
日経マガジンスタイルから一部を搔い摘んだこのページ画像。
これらのどれもが「コート」。

ちょっと今日の今日、このページだけで全部載せて御紹介する気力は閉店後の今のワタクシには無いので先発は1番人気。

まぁ、チェスターっていうより今日書きたいのは生地なんですよね。
何ならこの秋冬一番のトピック(と私は捉えておススメしている)なので。

先の画像の実物、ホンモノが当店にもあるのですが。

すっごい暗いグレーなのに敢えて何の気ナシの手抜き写真だとこんな白っぽく色が飛ぶんですよ。
カメラのレンズが「ま、眩しくて目がっ!」ってなっているんでしょうね。
「ビーバー仕上げ」というフィニッシングを施しております。
ヌらっとウェ~ブがかった独特の妖しげなこのツヤ感を出すことです。
不気味なほど、高尚な色気が漂います。
着心地、触感も抜群なんですよね。
このサンプルを試着してしまった方々は大体「うわぁ‥‥!この生地にします。」ってなりますから。

胸元のフワッとしたロール感や肩先の雨降らし皺がしなやかさや軽さを演出します。

LUIGI COLOMBO(ルイージ・コロンボ)というブランドです。
まだ私たちの界隈(アパレル業界)以外の市井では響き渡ってない名かもしれませんが、だからこそ手を出すのは今年なのでは?
名だたるハイブランド、ラグジュアリーブランドでも採用される実力派ですよ。
年々年々年々年々‥‥高騰するカシミヤ。
何なら「いつも頼んでるトコロでは今年カシミヤの生地入れてくれなかった…」と仰って当店で御注文くださった方もいました。
それでもコロンボはホンモノのカシミヤを安定して届けてくれますね。
なんでもヨーロッパの中ではカシミヤ生産量トップなんですって。二次情報ですけど。
生産量が多い、それ即ちスケールメリットを活かせるということ。
本当に良いものを良い時期に良い価格で手に入れたい方へ!
予約枠残僅少!

LUIGI COLOMBO Cashmere100% Order Coat Price ¥132,000~
‥‥私は一番右の枯れたブラウンが好きです。こんな髪色のオヤジになりたいのです。
ではまた!