石ちゃんの『タキシードのちょっと小話』

石ちゃんの『タキシードのちょっと小話』

いつも麻布テーラー心斎橋店のブログをご覧いただき有難うございます。

先日、大阪で開催されているクリスマスマーケットへ行ってきました。

お酒が苦手な石ちゃんですがクリスマスマーケットでのホットワインだけは少し飲めちゃいます。

クリスマスツリーを見ながらホットワインとホットドックでほろ酔いの休日でした。

さて、、、

今回は石ちゃんの『タキシードのちょっと小話』ということで

タキシードについてのちょっとした小話をしたいと思います。

タキシード(tuxedo)

燕尾服に代わる夜用の男性用正礼装ということをお伝えすることが多いですが

皆様ご存知でしょうか。。。

このタキシード(tuxedo)という呼び名はアメリカで誕生したものなんです。

英国ではディナージャケットと呼ばれるんですよ。

この衿(へちまみたいな形の衿)をショールカラーと呼び

実はこの衿こそがタキシードと呼ばれる由来ある形なんです。

 

アメリカニューヨーク州 タキシードパークという土地からタキシードの歴史は始まります。

この土地はアメリカの煙草王(煙草ビジネスで財を成した)ピエール・ロリラードという人物が

高級別荘地として土地保有権を取得しました。

1885年ピエール・ロリラードの息子グリスウォルド・ロリラードがタキシード・クラブという

第一回目の上流階級の社交パーティーをこの地で開催しました。

当時の夜会では燕尾服が常識でしたが、英国では燕尾服のような

ピークドラペルのディナージャケットが最先端でありました。

しかしロリラードの金融担当であった

ブラウン・ブラザーズ・カンパニーのジェームス・ブラウン・ポッターという人物は

英国での最先端の装いに対抗するタバコ用のジャケットを全員で着用しよう!と提案しました。

提案したジャケットはショールカラーで色は真っ赤だったと謂います。

これこそ、たばこ産業の象徴である!!とこの社交パーティーの為に30名分つくり

グリスウォルド・ロリラード含め全員で真っ赤なジャケットを

着用したことが始まりと謂われています。

この社交パーティーをきっかけにアメリカを中心に燕尾服のようなショールカラーのジャケットが流行し

その地名に基づいてタキシードという名になったというのが夜の正礼装タキシードの由来となります。

そしてtuxedoもアメリカ英語としていカテゴライズされています。

 

今回はタキシードについてのほんの一部をお話ししましたが

スーツの歴史を辿ればとても長く、またコートやシャツなども含めれば

全てにおいて一つ一つに奥深い背景やストーリーがあります。

所説は様々ですが、知れば知るほどほんと面白い世界です。

麻布テーラーではビジネス用のスーツやシャツ以外にも

フォーマルウェアもご提供しております。

日本フォーマル協会認定のスペシャリストも在籍しておりますので

気軽にスタッフにご相談くださいませ。

皆様のご来店を心よりお待ちいたしております。

石ちゃんこと、、、

スタッフ 石澤

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