横浜航海日誌 その18
麻布テーラーでは、定番的に使える色柄から既製品ではなかなかお目にかかれないような色柄まで幅広く扱っています。
今回はそのなかから、少し珍しいデザインをご紹介します。
こちらのスーツ生地は、見る角度や光の当たり具合で色が変わって見えます。
玉虫調に輝く生地などと解説され、品格のある男性に見せてくれます。
そう、”solaro(ソラーロ)”です。
ソラーロとは、伊語で「太陽」という意味があるらしく、その名のとおり生地はキラキラと輝いて見えます。
縦糸と横糸の色を変えて織っただけというシンプルな組成ですが、その見た目から段違いのエレガントさを表現します。
ソラーロの由来は、インドの王族が、より輝かしく見える生地を作って欲しいと要望したことが始まりだそうです。
一層知的で華やかにしてくれるというところで上質なライフスタイルには欠かせなそうですね。
ほどよくゆとりを持たせ、生地のドレープを作り出すと大人の色気を醸し出すことができますね。
クラシックに、Vゾーンもシンプルにコーディネートしてあげると良いですね。
麻布テーラーではこのような変わったスーツ生地もご用意がございます。
是非話のネタとして、店頭でご覧になってみて下さい。