湘南のカレー
麻布テーラー銀座3rd店のブログをご覧のみなさま、夕暮れの由比ヶ浜と共にこんにちは。釋です。
雲と雲の間から射す夕焼けの光がなんとも綺麗でサムネイルにしちゃいました。
この日も恒例の金井さんとサーフィンをしまして、
お昼ご飯は、珊瑚礁というお店でカレーを食べて帰りました。
結構有名なお店なのでご存知の方も多いのではないでしょうか。
カレーは程よく辛さがあり後引く旨味と付け合わせのキャベツで無限に食べれる美味しさです。
茄子は素揚げをしてからカレーに絡めてあったので、表面はカリッと中はトロッとした食感で、
茄子好きにはたまらないカレーだと思います。
アンチョビポテトはサクサクホクホクで少し濃い目のアンチョビソースが、
たっぷりとかかっているので最後まで濃い味で楽しめることが出来ました。
ビールと必ず合います。
平日の14時ごろでも20~30分程並ぶくらいだったので、
週末はもっと並ぶと思いますが並んででも食べたい味でした。
またサーフィン帰りに寄りたいと思います。
今度はビーフカツカレーにしようかな。
是非、鎌倉湘南方面へ行かれる際はランチ、ディナーで
足を運んでみてはいかがでしょうか。
さてさて、
本題に移りまして、
前回のブログにて予告した通り、
私の秋冬おすすめ生地を2つほどご紹介します。
【 Whipcord & Cavalry Twill -ウィップコード&キャバルリーツイル- 】
綾織りが65度の傾斜で尚且つ畝がはっきりとしているものを、
キャバルリーツイルと呼びます。
キャバルリーツイルとウィップコードは少々似ていますが、
キャバルリーツイルよりも畝が盛り上がっているものがウィップコードと呼びます。
これらの生地は歴史も長く、古来より騎兵隊の制服やポロスポーツなどでも
活躍をしていました。
乗馬で使用していた生地の為、耐久性には絶大な信頼があります。
耐久性のみならず、ハリコシもあり光沢感もあるので、
仕立て映えすること間違いない生地です。
ビジネスシーンは勿論の事、カジュアルでの着用にも向いている万能な生地。
スーツ1着でオンオフ兼用出来るのも嬉しいポイントになる。
私はミディアムグレイで仕立てたスラックスがありますが、
ヘビロテで着用しても全くへたる気配がない素晴らしい生地です。
さすが乗馬由来の生地。
近年のクラシック回帰から再び注目も集めている。
キャバルリーツイルといえば、やはりトープが代表的なカラーです。
トープで仕立てれば個性的なカッコいいクラシカルなスーツに仕上がります。
その他にもネイビーやグレー、グリーンなどカラーバリエーションも
豊富に取り揃えがございますので、お気に入りの一着が見つかるはずです。
<ウィップコード&キャバルリーツイル取り扱いブランド>
Holland & Sherry
W.BILL
Harrisons of Edinburgh
Vitale Barberis Canonico
【 Vintage Sportex -ヴィンテージスポーテックス- 】
1842年に服地商として始まったフランスの名門ドーメル社の
代表作の一つがスポーテックス。
この生地は1922年に快適性と耐久性を兼ね備えた
スポーツ用服地として世に発表されました。
100年以上の歴史がこの生地に織り込まれています。
そこから現代向けに改良され耐久性はそのままに生地のウェイトを軽くしたのが、
今回おススメするヴィンテージスポーテックス。
当時の広告にもこのスポーテックスへの力の入りようが伺えます。
著名なイラストレーターを起用したポスターや
フィリックス・ザ・キャットがスポーテックスの生地を爪で引っ搔いても、
タフなスポーテックスはビクともしないというストーリーを描いたマンガなど、
面白い広告があったりします。興味が湧いてきますよね。
ドーメルは他にも<トニック>や<スーパーブリオ>などの
名作もございますが、今回は秋冬ということでこちらを
ピックアップしました。
私はダークネイビーで仕立てた3Pスーツがありますが、
スポーツ用途の服地なだけあって丈夫で使いやすいです。
今回は以上の2つをおススメ紹介させていただきました。
少しでも皆様のオーダーの参考となれば幸いです。
azabu tailor / 麻布テーラー 銀座3rd店
〒104-0061 東京都中央区銀座3丁目3−6 モリタビル 2F 03-3563-9711
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