SNAP
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神田店の吉住店長が手掛けるblog、皆様お楽しみいただいていますでしょうか。
以前から吉住店長の撮る写真にはすごいなーと感嘆の溜息をこぼしていた私ですが、その訳は
雰囲気として存在する“立体感”を暖かく切り取って見せてくれるからなのです。
私ではこうは上手く撮れませんのでうらやましいなーと憧れ一緒の店舗で働いていたときには
あれ撮ってください今度はこれ撮ってくださいとブツ撮りをお願いするばかりでした。
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この写真はそんなこんなの一環で一年ほど前に吉住店長に撮ってもらったものです。
このときも野間チェック?着てますね。
有名なディストリクトチェックですのでこちらの柄をお持ちの方も少なくないのではと思います。
それでは自分のスナップに自分でコメントしてみます。
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私は常々お客様を魅力的に見せる要素として服地の“立体感”が重要であると考えています。
それは自然界に存在する異なる素材を組み合わせる“立体感”。綿・絹・羊毛・獣毛のそれぞれ異なる清潔さ・艶やかさ・暖かさ・柔らかさが織り成す妙。
そして逞しい胸のヴォリューム・適切なウエストマーク位置といった身体を包む曲線の“立体感”です。
ヘヴィオンスシルクのペイズリータイとジャミーソンズのウールヴェストはお気に入りのアイテム。カーマインとブリティッシュグリーンとの補色を配した色遣いも自分らしくて好きです。というわけで素材の“立体感”はいい感じ。
あとはラペルのロールがもっとふんわり返っていれば、胸のドレープがもっと出ていれば、さらには背中のフィットがもっと高まればと続きますがこの曲線の“立体感”をより高次に求めるのならば自身の肉体改造とカスタム(いわゆるフルオーダー)ということになるでしょう。
モデルやパターンとの相性もあるわけですが後は芯地とアイロンワークにどれだけコストをかけられるのかという領域ですので麻布テーラーのプログラム(いわゆるパターンオーダー)ならばこんな感じで御の字でしょう。
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こんな私ですが展示会のときに隠し撮りされてたんですね。気付きませんでした。
といいますか吉住店長も同じグループで仕事中でしたよね!? いつの間に…。
野間 剛