スーツをジャケパンスタイルに。 その②

皆様こんにちは、銀座7th店でございます。

今回は前回に引き続きジャケット、パンツのスタイルをご紹介していきたいと思います。前回とご紹介する生地は同じなのですが、上下の組み合せを前回とは変えているのでジャケパンの着回しとして少しでも参考になればと思います。

ご紹介する生地は前回と同じイタリアのメーカー CANONICO のフランネル生地でございます。「CANONICO」社は1936年に創業、360名の従業員を擁するイタリアはビエラの名門です。紡績から整理までの全工程を自社で行っているミル織元会社で、その製品の供給先は世界有数のハンドメイドオーダーを取り扱っている老舗テーラーやパリのオートクチュールハウス、衣料メーカーなど多岐に渡り人気を持っております。最近では日本のセレクトショップさんでも取り扱っているところも多い生地です。

紡毛糸で織られる一般のフランネルに対して、経緯糸ともSuper表示の細糸となる梳毛糸を使ったものをウーステッド・フラノといいます。上質な細番手のSuper 100′sとSuper 120′で織られたカノニコのフランネルは、その毛羽立ち感もとても繊細で、肌触りも良く、暖かみのある織り上がりになっております。細糸で織られているため、目付けもそこまで重くなく、上下揃いで着るビジネススーツやオッドジャケットとして、カノニコのフランネル生地はon・offどちらも使えるので、ビジネスにもカジュアルにも欠かせない人気の生地となっています。

CANONICO Super 120′s フラノ order suits   ¥79,000 + 税 ~ (ネイビーチェック) WOOL 100%  270 gms

CANONICO Super 100′s フラノ order suits   ¥79,000 + 税 ~ (グレー) WOOL 100%   34o gms

上の二つのフランネルのスーツ地をジャケットとパンツで組み合わせたもうひとつのスタイルをご紹介します。

今回は前回と組み合わせを逆にしております。ネイビーチェックのフランネルをジャケットとベストとして使い、グレーの無地の生地をパンツとして組み合わせたスタイルになっております。パンツのグレーに合わせてネクタイもグレー系でまとめています。今回のコーディネートはジャケットとベストをチェック柄にしているので前回よりも少しカジュアルで華やかさのあるジャケパンスタイルになっています。もちろん、ネクタイを外してベストも脱げば休日用のカジュアルなジャケパンスタイルとしても使えます。フランネルのスーツ、組み合わせ次第でコーディネートのバリエーションが広がる事間違いなしです!ちなみに…ご紹介したフランネルの生地をジャケパンとしての組み合わせではなくスーツとして合わせるとこういうイメージになります。ご参考までにどうぞ!

バンチブックの小さい生地ではなかなか仕立て上がりをイメージしにくいとは思います、仕立て上がりのイメージやコーディネートの参考に少しでもして頂けたらと思います。また、本日ご紹介した秋冬生地以外にもたくさん生地はご用意しておりますので、お近くにお越しの際は是非お立ち寄りくださいませ。

銀座7thのゆったりとお寛ぎいただける空間でお買い物をお楽しみくださいませ。
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