落ち着いた雰囲気の CANONICO FLANNEL

落ち着いた雰囲気の CANONICO FLANNEL

7thブログをご覧の皆様こんにちは、銀座7thでございます。いつも7thのブログをご覧いただき誠にありがとうございます。今回は7th店長松岡の今季の秋冬スーツが仕上がってきましたので、その仕上がりをご紹介していきたいと思います。今回店長松岡が仕立てたスーツ生地はCANONICOです。まずはCANONICOについてのご紹介を簡単に…

 

 

CANONICOは1936年に創業のイタリアはビエラの名門になっております。CANONICOは生地を紡績から整理までの全工程を自社で行っているミル織元会社で、その製品の供給先は世界有数のハンドメイドオーダーを取り扱っている老舗のテーラーからパリのオートクチュールハウス、衣料メーカーなど多岐に渡り人気を持っております。最近では日本のセレクトショップさんでも取り扱っているところも増えてきています。

CANONICOの生地はなんといっても品質と価格のバランスが絶妙であると思います。高品質な割に価格も抑えめなので、非常にコストパフォーマンスの高い生地になっています。生地の特徴としてもイタリア生地らしく軽く滑らかな肌触りや、発色の良さや光沢もあり麻布テーラーでも幅広い年代のお客様に好まれる生地となっております。

そのCANONICOの中から店長松岡が選んだ生地は「フランネル」の生地になります。

CANONICO

(70)2713-8044

100% Super120’s Wool     270gms

¥79,000 + (税) ~

※写真のようにジャケットをダブルの仕様にすると+¥5000

松岡がこの生地を選んだポイントは、チャコールグレーの無地でベーシックな生地ではあるが素材をフランネルにすることで生地自体に表情がでるということ。それに加えてフランネルながらもこのCANONICOの生地は目付が270gmsとフランネルの中では比較的軽量な生地感になるので、10月から3月ぐらいまで長く着用ができるところも選んだポイントと言っておりました。

デザインの面でもジャケットをダブルの細身のシルエットにすることで、胸板が薄いことがコンプレックスな松岡も胸廻りのボリュームが演出できています。釦もブラックにし、全体をモノトーンにしてまとめ易くもしています。写真のように白シャツを合わせればシックで落ち着いた雰囲気がでます。銀座7thのお店の雰囲気にもマッチするとても素敵な一着になっていると思います。松岡はスーツとして着用していますがフランネルの生地であればジャケットだけやスラックスだけでも使いやすく汎用性が高いのでそこも魅力のひとつですね。

いかがでしょうか。少しでも皆様がスーツをお作りする際やコーディネートなどの参考になればと思います。店長松岡は7th店に来てからこのブログで初登場となります。普段からとても気さくで楽しい接客をする店長です。その気さくさと提案力で早くも7thのお客様の心を掴んでいます。また次回は別のスタッフの仕上がりを紹介していきたいと思います。

森田


合わせて読みたい記事

麻布流パーティスタイル

銀座7thお薦めスーツ生地

23AW オーダーコート ピアチェンツァ サンプルコートのご紹介

  • #PIACENZA
  • #オーダーコート
  • #オーダーコート 銀座
  • #カシミヤコート
  • #チェスターコート