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襟が与える印象とトレンドのお話

FAIR, STYLE, 未分類

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みなさま、こんにちは。佐藤です。

ラスト1週間を切りました当シャツフェア

 

私が中学生の頃、当時大好きだったブランドのお店に買い物に出掛け、そちらの店員さんから教わった事。

「大体メンズのトレンドっていうのは4年(オリンピック)周期で細かい変化が起きて、20年経つと大きな変化が徐々に浸透し、30年経つとそれらが定着するんですよ。」

 

まぁ、捉え方は人それぞれだとは存じますが私自身、学生時代に古着屋さんでアルバイトしていた時期も含めるとこの業界に身を置かせて貰って10年弱、成る程その言葉そのままを実感しております。

私が生まれた1988年、つまりは1990年前後によく親しまれていたディティールが2010年あたりからチラホラと見掛けるようになり、あれから30年経とうとしている昨今、それらが年々定着して来ているように感じられます。あくまでも個人的な肌感覚ですが。

 

スーツに関しては襟の幅や肩パッド、スラックスのウエスト位置や裾幅を見ると大まかに時代が予想できます。

ではシャツに関しては如何でしょうか?

2005年、クールビズが普及して尚一層ノータイでも格好の付くワイドスプレッドカラーが方々のシャツ売り場でも幅を利かせてましたが、あれからオリンピックは何回経た事でしょう。

御察しの通り、トレンドも巡り巡ります。

当時(’05)の野球少年の憧れはイチロー(何てったって262安打の翌年ですよ)、時は移ろい今ではオオタニサン!でしょうか。

物欲はあるが、ここ最近なんだかシャツのオーダーもマンネリ気味の方も少なくないのでは(そこに関しては我々販売員にも大きな責任がございますね…)。

同じ白シャツでも、襟型ひとつで本っ当に印象やコーディネートのベクトル、ジャンルが変わって来ます。男としての身に纏うオーラも大きく変わります(←大事)。

前述の事柄を踏まえ、年々受注量も右肩上がりで、ある世代にとっては新鮮でもあり、また別の世代からは懐かしくも感じられる襟を御紹介差し上げます。

 

①スチュアートレギュラー

羽根角度90度未満のレギュラーカテゴリの中でも、比較的広めなレギュラーカラー。

トレンド端境期のイマにピッタリかもしれません。

端正なオシャレさんって感じですね。

 

②タブカラー

左右の羽根を紐(タブ)で繋ぎ、ノット(ネクタイの結び目)をクィっと持ち上げることで立体的なVゾーンを演出致します。

首元もコンパクトで引き締まった印象を与えます。

正確な集計は取ってませんが弊社スタッフ着用率はNo.1ではないでしょうか?

写真はレギュラー芯ですが、個人的には襟の芯地をソフト芯にして、クシャッと束ねられた風合いにして欲しいところです。(『小さな巨人』で着てた香川照之さんのスタイルが好例かなぁ。)

 

③ピンホール

上記の「タブ」の部分を華美なピン留めにした襟型。

余談ですが、私が大学生の頃に夢中になったドラマの一つに木村拓哉さん主演の『華麗なる一族』があり、その際にキムタクさん演じる万俵鉄平氏が着ていたピンホールカラーのシャツ姿で脳天が青いイナズマに打ち抜かれ「将来、スーツを着るときは絶対にピンホールにしよう!」と秘かに誓ったものでした。そして弊社に入社して最初に仕立てたシャツは勿論この襟型です。

(襟型を色々知った今になって思うのが、アレは本当にピンホールだったのか、後述のカラーピンで留めたロングポイントだったのか、ちょっと記憶は曖昧です。ただ、自宅でくつろいでるシーンで、ネクタイを緩めて襟の片側のみにピンをぶら下げてるスタイルが本当にカッコ良かった!)

 

例の男心をくすぐるのがコチラ。

①のスチュアートレギュラーをカラーピンで留めてノットを持ち上げる仕様。

先日、私よりもはるかに目上の顧客様と当ブログと似たような流れで襟型のお話をしていたところ

「ジュリー(沢田研二さん)が『勝手にしやがれ』の時に着てたやつだね!また流行ってるんだ、懐かしい…。」と仰ってました(調べてみると確かに!)。

時代の激流を勝ち抜いて生き残ったクラシック≒本物は、各時代のスーパースターとともに要所々々で柔軟に変化を遂げながら鮮度を増し続けるモノなんですね。

 

カラーピン ¥2,800+税~

 

そして偶々、当記事を作成中に着ていた私の襟型も偶然ラウンドタブというタブカラーの一種でしたので急遽不慣れなセルフィー。

こういう極端に小ぶりなものか、この時みたいな極端に大ぶりな襟(ロングレギュラー)が個人的には好きです。

 

便利でスポーティーなワイドスプレッドも良いですが、普通のお買い物よりも時間を掛けるオーダー…言ってしまえば「不便な」お買い物、せっかくなら周囲よりも高感度且つ知的で端正な襟型をワードローブの新たなエッセンスとして先ずは加えてみませんか?

シャツフェア7/15、月曜海の日まで!となっております。

皆様の御来店をお待ち申し上げます。

 

 

 

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