ベストのすゝめ弐
襟付きシングルベスト ¥13,000+税~
雰囲気が少し変わり今度は襟付き。ベストもルーツとしては元々お袖付きで上着の一種でした。むしろフリフリの付いた華やかなステージ衣装みたいなジャケットと言ってしまった方がイメージに近いかもしれません。まさにオスのクジャク的発想で派手であればある程魅力的、ということにされていたそう。それが倹約主義のチャールズ2世によって袖や裏地も安価な生地に簡素化され、やがては袖すらもなくなったみたいです。ただ、襟が残ってる分かつての上着としての名残を感じさせることから「脱いでも恥ずかしくないイメージ」や「クラシックさ」に一役買っているわけです。
こちらはショールカラー。かつてのガウン(室内着)がこの襟型であったことから、クラシカルで格式も感じさせながらどこか柔和でリラクシングな印象です。