続々入荷オススメ生地を、ご紹介です！

2024.08.21

By.銀座six店

銀座six店のブログをご覧いただきありがとうございます。

スタッフの宮林です。

これからは、オススメバンチブックが到着しましたらご紹介致しますので、是非ご参考にして下さい。

生地についてご興味がありましたら、過去のブログにて書かせて頂きましたので、ご覧いただけますと幸いです。

過去のブログです

雰囲気抜群のオススメ生地のご紹介です

本日ご紹介させていただきますのは、麻布テーラーでセレクトしてご用意する事で特別価格でご用意出来ました、英国生地2社をご紹介致します。

『以前にマーチャントとミルのお話を書かせて頂いた時に、2社の事を誤ってミルとしてご紹介してしまいました。現在はその部分は、訂正をお願いして消して頂いてます。お読みいただいて場合、困惑されてしまうと思います。申し訳ありません。両社は生地商社ですので本日改めてご紹介させていただきます。』

H.LESSER & SONS

20世紀初頭の創業という英国では比較的若いマーチャントであるHレッサーですが、こと品質に関しては服地の世界で特別なポジションを確立してきました。創業以来変わらぬ「一切の妥協なき高皮質の追求」というポリシーは、決して装飾的な美しさに走ることなく「仕立て映えと着心地のよさ」を極めることを目指しながら具現化されています。

Hレッサーが購入するエクストラファインメリノウールの束はすべて、細い糸に紡ぐために手作業で選別されます。この糸からさまざまな素晴らしい布地が作られ、厳格な基準を満たしているかどうかが検査されます。同社の生地は厳選された企業のみ取り扱いをしストック管理されます。

Hレッサーは品質を極めて重要視しています。Hレッサーのモットーは「例外なく最高級の生地」と本国のHPに記載があります。その魅力は世界的に広まり、ヨーロッパ、アメリカ、日本各地に熱心な顧客が生まれています。

また、以前にミル(織物工場)のブログで、ご紹介しましたイタリアのカルロ・バルベラの生地を英国で初めて扱ったマーチャントがH. レッサーでした。「糸の状態で寝かす」ことから始まり、「手間を惜しまない仕上げ」までに至る徹底した品質の追求により、カルロ・バルベラのコレクションは紳士服の聖地サヴィル・ロウでも高い評価を得ました。個人的な感覚では、一貫してポリシーがある生地商社だからこそ新しいものも取りえる事にも柔軟なのかなとも思いました。

またH Lesser の魅力は「打ち込み」だと思います。伝統的な手法でしっかりと高密度に織られています。高密度に織られた生地は、しわになりにくく、元の形に戻る丈夫なスーツに仕上がります。

生地は織るスピードも重要です。速く織り上げると、量産には向いてますが織り糸の緊張感、張り詰めた感じがします。ゆっくり丁寧に織られた生地はしっかりした丈夫な安心感と、同時にしなやかなドレープ性が生まれます。

さて、今回集録されていてますHレッサーの生地は【9.5/10OZS SUPER120’S WORSTED SUITINGS WITH CASHMERE 　99％Super120’S Wool 1％ Cashmere】です。私自身好きなクオリティで、Hレッサーで一番オススメした機会が多い商品です。独特な柔らかみと、ふっくらした風合いが魅力的です。

以前にお取り扱いしていた時は、スーツ上下で￥165,000(税込)の価格でしたが、今回ご用意しています生地はスーツ上下で￥121,000(税込)でございます。お値段的にも大変オススメでございますので是非ご来店の際はチェックして下さい。

SMITH WOOLLENS

1921年、ハーバート・スミスとクロード・グラハムによってロンドンのゴールデンスクエア(服地卸商が集まっていた事で有名な広場)で創設されたロンドンマーチャントです。

もともと、スミスウーレンズは、サヴィルロウの角にオフィスと倉庫を構える数少ない商店の 1 つでした。業界で人気のあり、ラルフローレンやポールスミスなどのテーラーやデザイナーにも使用されています。また、エルメス、イヴサンローラン、グッチ、ステラマッカートニーなどのハイブランドコレクションにも登場しています。他にはジェームズボンドやハリーポッターなど映画も、スミスウーレンズの生地が登場します。

ご用意しています生地は、BLUE RIBAND選りすぐった18.5ミクロン(Super100’s)のメリノウールを70番手双糸(しっかりした糸)に紡ぎ、素晴らしい着心地と仕立て映えを生み出す絶妙なセッティング、ウェイトで織り上げられてます。滑らかな質感も特徴の一つで、「欧州のスタンダード」と言われる高い完成度を誇るクオリティです。