社長 島耕作~麻布テーラー編~

刊モーニング4月5日号にて「社長 島耕作~麻布テーラー編~」が4ページの短編として掲載していたのはご存知ですか?

~あらすじ~
できる男は中身だけではなくスーツの着こなしも一流と、女性なりの視点で会話を楽しむ大町久美子と男全マキ。その頃、島耕作は同行していた専務取締役・小栗から、男にとってのスーツについて問いかけられる。社長でありトップビジネスマンでもある島耕作が語るスーツのあり方、そして麻布テーラーの魅力とは?

・・・というような島耕作が正しいスーツを指南しながら麻布テーラーの宣伝をするという斬新な内容です。

メンズファッション誌と比較するとはるかに発行部数の多い「週刊モーニング」、そしてその中でも超人気連載中の「社長 島耕作」、さらには漫画とは無縁な「麻布テーラー」というコラボレートは賛否が分かれることかも知れません。この掲載の趣旨の本質を深く理解しているわけではありませんが、ファッションを扱う人間として、そして麻布テーラーをディレクションするメンバーの一人としてこのように捉えています。

まず、漫画内といえどもスーツに対する考え方は同じです。
過去の歴史から見ると男達にとってのスーツは機能性のあるユニフォームのような存在でした。しかし、現在は服全般その中のスーツも自己表現するものに変化してきました。そして、自己表現というのは基本であるクラシックスタイル(=伝統)を理解した上でのニュースタイル(=流行)を絶妙にミックスする手法だと思っています。もう少し分かりやすい表現にすると「個性のあり方は単に目立つだけではなく少しの演出をすること」ではないでしょうか。それが世界で通用するスーツスタイルであると麻布テーラーは考えています。



ダンディズムの祖「ジョージ・ブライアン・ブランメル」の名言があります。
「通りで振り返られたら、君の服装は失敗だと思え」




これこそが目指すところです。
この「社長 島耕作~麻布テーラー編~」には、より多くのお客様にスーツの楽しさ、そしてインターナショナルに通用するニュークラシックスーツを広めていきたいという麻布テーラーの想いが詰まっていると私は解釈しております。また、漫画に広告を出すというのもある意味、麻布テーラーらしい洒落だとも思っています。

私のブログにしては(笑)が少なくマジメに語ってしまいました。
でも我慢しきれないので少しだけ落とします!肝心の私ですが、「いつも通りで振り返られている」ような感じです(笑)。まだまだ、修行が足りないのでしょう。「次長 上月剛~通りで振り返られる編~」から早く脱皮、そして出世できるように私もファッション道に精進しようと思います。

「社長 島耕作~麻布テーラー編~」は店頭でもお渡ししています。
数に限りはありますが、興味のある方は是非店頭スタッフに声をかけてください。

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