進化したクールビズパンツ。

GW(ゴールデンウィーク)はGANBALU WEEK(ガンバルウィーク)だと聞いたことがあります。GWに頑張って仕事をしなければならない人、頑張って遊ばなければならない人、頑張って家族サービスをしなければならない人。まとまったお休みが少ない日本人が、ついつい頑張ってしまう連休だという例えらしいです。私は仕事がお休みだったので、家族サービスのための「ガンバルウィーク」でした。

肉が苦手な私のための、野菜と魚介類が中心の上月家ヘルシーバーベキューは絵的に悪いですね(苦笑)。

さて、GWが終わるといよいよクールビスシーズンに突入します。それに合わせて、様々 なファション誌でもクールビズ特集が組まれています。各誌こぞって日本のクールビズはCOOL(格好良い)じゃないとうたっています。

麻布テーラーは、今シーズンのテーマを「azabu tailor ZERO!」にしました。「azabu tailor ZERO!」とは、ビジネスドレスコードが崩れている日本独自の夏のビジネススタイルをZERO=原点に戻り、我々が直面している節電やエコという環境を認識して、機能とセンスを満たしたクールなスタイルをご提案したい。そして、革新的な商品開発を目指すために麻布テーラーは原点をもう一度見据えます。そんなメッセージを込めました。

やはり、サマースーツの上着とネクタイを外しただけのスマートではないスタイルは、我々もクールビズとは呼べません。

そんな中、「MEN’S EX 6月号」の名作予報というページで「テーラー視点のドレスなコラボ」という名作の理由でご紹介いただきました。

私のブログでもご紹介したジェルマーノメトリコクルーナPT01の麻布テーラーが展開するカジュアルレーベル「R&BLUES」とのコラボレートパンツです。これらは、パンツが主役になるクールビズを想定した「ビジネスマンに最適化したやりすぎないモディファイ」をテーマにコラボレートしたパンツです。その企画の本意を読み取ってもらい、品と格のある大人のお洒落を提案するMEさんに「テーラー視点のドレスなコラボ」と選ばれるのは、私も嬉しい限りです!

麻布テーラーは、オーダー以外にもこのようなクールビズにもピッタリの大人のドレスカジュアルアイテムも展開しています。その品揃えが一番多いのが、大人の男性のために「エスプリの効いた大人のカジュアル」を提案するセレクトショップとして大阪西梅田 ブリーゼブリーゼの2Fに今春オープンしたR&BLUESになります。また、R&BLUESオンラインストアも先日オープンしました!テーラー視点のオンラインストアなので、ご要望があればジャケットの袖丈パンツの裾上げ修理(有料)をしてからお届けも出来ます。これから、オンラインストアの商品も充実させていく予定です。ご期待下さい!

もちろん、本業であるテーラー部門も進化しています。なんと、「トレンドのガーメントウォッシュパンツ」が期間限定でオーダー出来るのです(驚)。

¥20,000+税~

加工カラー:グリーン、ライトパープル、アイボリー、ベージュ、ネイビー、ライトグレー、チャコールの7色

製品洗いをかけることで生地の表面や縫製部には着込んだ風合いを醸して、リラックスしたこなれ感を漂わせる手法であるガーメントウォッシュ加工。これをドレスウェアに用いた画期的なアイディアは現在のイタリア服の主流になっています。前述の伊ブランドとのコラボレートパンツもすべてこのガーメントウォッシュ加工がされています。

麻布テーラーでは、オーダーでは不可能とされていたガーメントウォッシュパンツを「CALZONI(カルツォーニ)」とのコラボレートにより実現することが出来たのです!!なぜ不可能とされてきたのか?それはオーダーで一番重要なサイズの安定性が課題でした。それを、洗い加工をした時の数量、色、気温、室温によって縮率を想定して、±1.0㎝という誤差の上がり寸許容範囲を実現したのです。

何か難しい話しになりましたが、とにかく業界内では驚きのオーダーシステムであります。これもカルツォーニ(創業1949年のスラックス専業メーカーのエミネントのブランド)だから出来たシステムです。通常のパンツの1.5倍にもなる120以上の工程を得て出来上がる究極の美脚パンツ「カルツォーニ」と「麻布テーラー」のオーダーノウハウがコラボレートすることで誕生したこのパンツは、5月14日までの期間限定オーダーになります。既にかなりの色か完売していますが、興味のある方はお近くの麻布テーラーまでお問い合わせくださいませ!!

最後に、GW中に食べ過ぎて2キロ増になった私。GW中はショーツばかりはいていたので気付きませんでしたが、久しぶりの出勤時にはいたチノパンがキツイ。。。2キロ増ということはウエスト2.0㎝UP、頑張っていたのは家族サービズではなかったようです(汗)。エラそうにパンツを語っている場合ではありませんね(笑)。

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