JACOB COHËN(ヤコブ・コーエン)の秘密#2

先日、ようやくコレを手に入れました。

名品STAN SMITH(スタンスミス)です!今年の1月の欧州出張の時に限定発売されて、業界関係者がこぞって履いていました。私も出張中に必死に探していたのですが、残念ながら買えずに帰国。帰国後に直ぐにアディダスショップに買いに行ったのですが、日本も即完売。そして、今回は予約までしてようやくゲットしました。

私が初めてスタンスミスを買ったのが中学1年生のとき。その後、大好きだった「BEASTIE BOYS(ビースティボーイズ)」の影響を受けて「CAMPUS(キャンパス)」や「SUPER STAR(スーパースター)」なども買いあさりましたが、やはりコレに戻りました。

聞くところによると2年ぶりの復刻らしいのですが、初期モデルを思わせるビンテージフレバーがあり、久々に欲しいと思わせてくれました。ヒールカウンターがスェードなのが気になっていたのですが、これも今の気分にもピッタリ。何よりも光沢を抑えた「プレミアムレザー」を採用したことが今までの復刻モデルと比べて高級感が出ているのがgood!再来週からの欧州出張時に色違いのネイビー購入も狙っています(笑)。

さて、私はアディダスさんの社員ではないので、本題の麻布テーラーの話しに入ります。

前述の復刻スタンスミスの「プレミアムレザー」もそうですが、洋服においても肝心なのは素材(生地)のクオリティだと思っています。

「プレミアムテーラードジーンズ」のヤコブ・コーエンもプレミアムと呼ばれるのにはデニム素材のこだわりがあるからです。少しマニアックな業界話しになってしまいますが、ヤコブ・コーエンのデニムは、10%がコーンミルズ(アメリカ)90%がクラボウ(日本)で生産されています。

ジーンズ好きの方なら聞いたことのあるこの2社ですが、コーンミルズ社はLEVI’S 501 のデニムを生産(現在はコーンデニムとしてLEVI’S Vintage Collectionにセルビッジデニムを供給)していることで有名です。

クラボウは世界に誇る日本三大デニム紡績の1つであり(他はカイハラと日清紡)で1972年に国産初となるデニム生地を生産したといわれる名門です。

また、ヤコブ・コーエンのイタリア本社では、コーンミルズとクラボウから輸入したオンスや素材を変えたデニム生地を約50種類もストックして、それらの生地に一番マッチする加工を探るために約150種類もの試作サンプルを作るとも聞いています。その中で厳選されたものだけ、コレクションに採用されることになるようです。

そして、ヤコブ・コーエンといえば気になるのが香り。洗いの最後の色止めとして使用されるシソ科のハーブ「パチョリ」です。衣蛾からの防虫剤として18世紀からシルクロードの交易において西洋で使用されてきた精油で、ヤコブ・コーエンはデニムの仕上げ加工時に使用しています。そのため、新品の間はパチョリの甘い独特の香りを発し、ブランド固有の香りとしてファンに愛されています。

いや??ここだけの話しですが、この香りが嫌いな人もいるようです。私が聞いた話しですが、買ったばかりのヤコブ・コーエンを履いて帰宅すると奥様が激怒!綺麗な女性が沢山いるお店に行ってきたと勘違いされて、夫婦喧嘩に発展してしまったというオチです(笑)。

最後に、この「JACOB COHËN(ヤコブ・コーエン)」のフェアが、R&BLUESブリーゼブリーゼ店で6/15(日)まで好評開催中です。定番モデルから希少なプレミアムモデルまで大阪一の品揃えです。そして、フェア期間中にヤコブ・コーエンをご購入のお客様に先着でヤコブ・コーエンのレザーウォレットチェーンとエコバッグをプレゼントいたします。特にレザーウォレットチェーンは通常販売価格が¥15,000もする代物なので、超太っ腹フェアです。是非この機会にR&BLUESブリーゼブリーゼ店にお越しくださいませ!

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