TSUYOSHI’S EYEピッティ版。#2

今回のピッティウオモのテーマは「WALKABOUT PITTI(ウォークアバウトピッティ)」。フィレンツェの街を楽しむためのルート提案など、ライフスタイルとしてウォーキングに着目した演出をしています。世界的な健康ブームを意識した提案なのでしょうか??

どちらにしても、ピッティ期間中はとにかく歩きます。i Phoneのヘルスケアで見ると私は、1日平均約15㎞も歩いているようです。お洒落の為に我慢してレザーソールのドレスシューズを履きますが、3日目にはスニーカーへと自然に移行してしまうのも納得の距離です(苦笑)。ということで今回は足、「パンツのトレンド」をレポートします。

「ウールパンツの新解釈」

製品染めや製品洗い加工を施したコットンパンツは、程よいリラックス感が受けてトレンドというよりも定番的になっていますが、いよいよドレスパンツの代表であるウールパンツにまで、カジュアルテイストの波がやってきました。

ジャケット柄のような大きなチェック、幾何学模様をプリントしたものやドットやストライプの織物など、クラシックなスラックスデザインをベースにしながら、カジュアルなパターンをのせるといったデザイン提案が、著名イタリアパンツブランドで多く見られました。

シルエットは従来のスーパースリムから、腰回りにゆとりをもたせた緩やかなテーパードシルエットに移行しているように思います。

ピッティのようなプレゼンテーションステージでは、このような目立つものが目に行きがちですが、実際のリアルクロージングとしての定着度は極めて低いと予測しています(笑)。麻布テーラーでは、遠目にみると無地に見えるようなスモールパターンのウールパンツなど提案してみたいですね。

また、日本の老舗パンツメーカーも頑張っています。

日本一のパンツ専業メーカーであるエミネントさんも素晴らしい技術でウールパンツを提案していました。これ、個人予約お願いしますGさん(笑)。

ピッティでも話題になっている日本一のパンツ専業メーカーであるエミネント製の既製パンツは、麻布ザカスタムシャツと&C麻布テーラーで扱っております。価格は¥15,000+税です。是非、店頭でチェックして見てください!

最後にパンツといえば、毎晩のようにカロリーの高いイタリア料理のおかげで、ウエストが窮屈になってきました。毎日15㎞も歩いているのに不思議でたまりません(汗)。

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