TUSTING×azabu tailor TARTAN

本日、2月3日は節分。明日は立春なので、歴の上では春の初日になります。そして、麻布テーラーも新作春物も入荷し始めます。本日より、私のブログも春物のご紹介の連打です!肝心のデリバリーが心配ですが、今のところ順調のようなのでホットしております(笑)。

とは言え、立春とは名ばかりのきびしい寒さなので、本日は寒さと無縁の新作ビジネスバッグをご紹介します。あの時のあのバッグが完成したのであります!

「TUSTING×azabu tailor TARTAN」

ブラック/ネイビー/グレー ¥52,000+税

1875年より英国中部ノーザンプトン郊外に革をなめすタンナーからビジネスをスタートさせ、現在はエッティンガーなどの革製品ブランドのOEM供給他、自社ブランドのタスティングのレザーコレクションを展開しています。そのタスティングに「azabu tailor TARTAN」をライニングに使用したブリーフバッグを別注しました。コンパクトな薄マチのブリーフデザインは、ハンドルが折れることでクラッチバッグのように持つこともできます。革はタスティングの代名詞でもあるシューズのライニングに使用されているシューレザーを使用しているので、軽く耐久性もあります。

実は、2週間前にもイギリスのノーザンプトン郊外にあるタスティング社へ来シーズンのサンプリングに行っていました。ピッティウオモ会場で商談が出来るのにあえて現地まで出向くのは、原材料の種類の多くを見ることが出来る上、サンプル修正もその場で行ってくれるなど沢山の利点があります。直接現場に入ることは、良い商品を作れる早道だと思っています。その結果、デリバリーもいつも一番乗りという訳です(笑)。

余談ですが、我々が訪問していた時に、イギリス唯一のファッションに特化した大学、London College of Fashion(ロンドン カレッジ オブ ファッション)の生徒さんが80名も勉強のために工場見学にきていました。タスティング社は、イギリス国内の革鞄の生産数第2位を誇る有名工場なのです(ちなみに1位はマルベリー)。この中から、卒業生でもある第2のジミー チューやJ.W.アンダーソンも出るかも知れませんね。

もちろん、ロンドン カレッジ オブ ファッションの生徒さんに負けじと、我が研修組も勉強のために工場見学をしていました。今ならタスティングのバッグ博士になっています。バッグのご購入を検討中のお客様は、池袋店、表参道、船場店へ是非、お越し下さい(笑)。

最後に今朝、妻に言われたのですが、節分を自宅で過ごすのは10年ぶりだと言われました。豆まきや恵方巻きなどの節分行事を子供達と一緒にしたことがないようです。よって、本日はノー残業です(汗)。

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