たかがジーパンや(笑)。

たかがジーパンや(笑)。

「上月さんは、毎日の服装をどのようにして決めているのですか?」と度々質問されます。答えは、「朝の情報番組の今日の星占いです(笑)」。正確には、手帳を見てアポイントを確認して、お会いするヒトとシーンによってスタイリング→天気予報を見て修正→最後に今日の占いのラッキーカラーをアクセントカラーにして決定といった流れです。ここ数年間は同じルーティーンですが、毎日の服装で仕事の気分を上げることをモットーにしているので、私にとっては大切な時間です。


ちなみに、本日の出勤スタイル。シャツ関係でアポイントが一件ある以外は、デスクワークデー。ということで、かなりラフなジーンズスタイルです。本日の占いのラッキーカラーは?もちろん、グリーンでした(笑)。

 

そして、このジーンズ?現在育て中の「リゾルト710」です。国産デニム業界で20年以上活躍されているカリスマデザイナー、林さんが立ち上げたブランド。林さんとは、共通の知人を通して数年前に知り合い、ピッティウオモでは毎回表見訪問したり、一緒にお酒を呑んだりする仲だったのですが、ようやく麻布テーラーSQUARE二子玉川店で展開することになりました。

林さんの人気ブログのタイトルにもなっている、林さんの口癖??「たかがジーパンや!」とは相反する、とてつもないこだわりが満載のジーンズなのです。

 

リゾルトを一言でいうと「育てるジーンズ」。伝統的な染色方法、旧式織機で織られたオリジナルの生地は、毛羽立ちがあります。穿きこんでいくにつれて、尻や膝腰、股など摩擦が発生する部分から毛羽がなくなっていき、そこから色が落ちていきます。毛羽がなくなった部分は淡くなり、残っている部分は濃い色のまま。林さんいわく、洗い方なんて決まりなし!普通の洗濯洗剤で、ネットも入れる必要なし!裏返しにする必要もなし!必要なのはこまめに洗濯すること!「最初はもっさいけど、穿きこんだらええ色になる」というのです(笑)。

 

私が麻布テーラーのディレクターとして共感した点は、デニム=アメカジにとらわれることなく、仕立ての良いジャケットやコート、ドレスシャツにタイドアップといった大人のデニムの着こなしにもしっかりフィットするパンツを目指していること。そして、その着こなしを実現させるために、4型のみのラインナップにこだわり、さらにパーソナルな体型に合わせられるように豊富なサイズ展開を持っていることです。例えば、細身のストレートの代表モデル710は、ウエスト26インチから34インチまで1インチピッチ、36・38・40インチとビッグサイズもあり、さらには各ウエスト別に5から8サイズのレングスで展開しています。林さんのフィッティングデー は、9月16日(土) 11:30〜20:00 、17日(日) 11:00〜17:00の2日間です。ぜひ、この機会に二子玉川店へお越しくださいませ。

今回は、よりテーラードジャケットにマッチするテーパードシルエットの新モデル712もセレクトしました。まだ、購入後半年の710も育て中ですが、私は新モデルの712を購入予定です。会社からはジーンズは育てなくても良いから部下を育てるようにと怒られそうですが(苦笑)。

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