麻布 ザ・カスタムシャツの秘密。♯1
今週は、佐賀→長崎→福岡という3泊4日の九州遠征でした。佐賀で佐賀牛を食べて、長崎でチャンポンを食べて、福岡でゴマサバを食べてと、食べてばかりの4日間。ちなみに、休日の旅行ではなく一応仕事での出張です(笑)。
その仕事のひとつが、AZABU THE CUSTOM SHIRT(麻布ザカスタムシャツ)の縫製工場の訪問もありました。
2011年にスタートしたAZABU THE CUSTOM SHIRTですが、何を隠そうブランド立ち上げは私が行い、企画やMDもしていました。その後、3か月で後任にゆずり麻布テーラーに専念していたのですが、来シーズンから私がディレクションはもちろんのこと、企画やMDを6年ぶりに行うことになりました。
来年の本格始動の前に、店舗に足を運んでのリサーチや教育、縫製工場や生地商の挨拶など、久しぶりの実務を楽しみながら精力的に活動しています。やっぱり、現場は楽しいですね!
来年から、「何か最近イメージや商品が変わったな。」と良い意味でビックリしていただける準備を着々と進行中です。
ということで、麻布テーラーだけではなく麻布ザカスタムシャツのディレクターとして、このブログで隠すところなく発信していきたいと思います。題して「麻布ザカスタムシャツの秘密。」、第一回目はブランドの名前についてです。
「AZABU THE CUSTOM SHIRTの名に込めた想い。」
麻布テーラーは頑張るビジネスマン、またプロフェショナルの方々にベストな一着をお届けする事を信条とする麻布テーラー。その想いをそのままに、オーダーよりも簡単に、オーダーのように楽しみながら、オーダーのように自分らしさを表現して、オーダーのようにサイズやその人のスタイルにもフィットできるドレスシャツをお届けしたいと誕生したのが、「AZABU THE CUSTOM SHIRT」です。既製品シャツブランドにカスタムという名が付くのは、オーダー服のように自分らしく着ることができるシャツを目指しているところから生まれました。
ブランド名は社長が付けたのですが、私が再度ディレクションするにあたり、今一度どうして社長がこんな名前にしたのだろうかと妄想して、ブランド名の想いから見直して見ました。
麻布テーラーでは本当に沢山のシャツをオーダーしていただいています。その理由は自分らしく着ることが出来るからだと私は考えています。その思想をそのままに、もっと簡単に沢山の人に自分らしさを表現できるシャツをお届けするにはどうするべきか?を私のディレクションテーマにしました。簡単にいえば、私が着たいシャツを作ることです。クラシックでありながら、見る人が見れば何か個性的かもと思うようないい塩梅シャツを目指します!
最後に、次回の「麻布ザカスタムシャツの秘密。」は!?第二回目もブランドの名前についてだったら、コンセプトを社長にダメ出しをくらったと思ってください(苦笑)。
さぁ、本日は兵庫県の西脇市に飛んでいます。これまたシャツ生地の新企画の打ち合わせを産地で行います。今週はシャツウィークです(汗)。