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久々のミラノとロンドンのオフ。

上月 剛

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無事に帰国しました。今回もタイムリーにブログを上げることが出来ませんでしたが、小出しに現地の様子をお伝えしていこうと思います。

約2週間の海外出張でも、私の場合はなかなか休みが取れないのが現実です。しかし、今回はミラノで半日、ロンドンで1日の休みが取れ、自由な時間を過ごすことが出来ました。新しい物や事を生み出すためには、日々の勉強も大事ですが、感性を磨けるようなライフスタイルを体験することも必要だと感じました。

 

ミラノでは、ボスにミラノファションウィークのランウェイショーを手配してもらい、見に行きました。単なる服がワクワクする服に一瞬で変わるマジックを見ているような、来場者を含めての会場の臨場感は圧巻です。麻布テーラーの装いは、これらのショーと対局のように思えますが、気持もサイズにもフィットしたパーソナルオーダースーツを着用した時のワクワク感にも近いように思えます。直接的にはバイイングやプレスとも関わりがないショーですが、洋服の奥深さを感じられる貴重な体験でした。

ロンドンでは、ハリソンズの社長の計らいで、ジェントルマンズクラブRAC(THE ROYAL AUTOMOBILE CLUB)というプライベートクラブにお招きいただきました。プライベートクラブと聞くと少しエッチな秘密クラブ!?と勘違いするような低いレベルの私には、会員には絶対になれません(苦笑)。イギリスの伝統ある特権階級の人々のためのジェントルマンズクラブは、19世紀には120もあったようです。現存するのは50ほどになったそうですが、ROYALを冠するのはここだけで、今でも総裁はエリザベス女王陛下と聞きます。

 

宮殿の様な建物の中には、レストラン、会議室、図書室、執務室、スモーキングルーム、バー、パブ、プール、スポーツ施設も完備しています。もちろん、カジュアルな装いは厳禁でタイドアップスーツが必須です。

 

「コズキさん、今日は混んでいるので一番カジュアルなバーでゴメン!」と言われましたが、私にはどこがカジュアル!?という印象しか持ちませんでした。スマホも禁止なのですが、特別な計らいで記念撮影。こんな私は絶対に会員にはなれません(汗)。

ピッティは素晴らしいですが、スナップ待ちをしている一部のコスプレイヤー達のファションを我々は目指していません。ミラノファションウィークに参加している最先端のランウェイショー、古き良き伝統を守り続けるジェントルマンズクラブに足を運ぶ本物の紳士。一見すると両極の装いを理解するのが、麻布テーラーのパーソナルオーダーだと今回の休日で感じとりました。ライフスタイルがあっての服、ルールを守ることが服、個性を出すことが服。。。

 

ミラノのバールで、オーストリアで生まれた伝統的な狩猟用アウター、シュナーダーのローデンコートを着ている紳士。

ロンドンのジャーミンストリートのニュー&リングウッドで買物をする紳士。仕立ての良いスーツにダブルカフスのシャツ、使い込んだ上質なシューズとバッグ。そして個性的な赤いハット。

ピッティマンもカッコいいですが、街中で自然に遭遇する、このような紳士のほうがファショナブルに見えるのは私だけではないかと思います。やはり精神的な知的なファションは素敵です!

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