秋冬シーズンのテーラードスタイルのトレンド#2

秋冬シーズンのテーラードスタイルのトレンド#2

昨日は、麻布テーラーの名物イベント「オーダーコートフェア」に向けて、商品撮影がありました。小さなトラブルも多いのがこのような撮影現場です。ホームページ用ですが、商品コーディネート等のチェックはもちろんのこと、文章も自分で書きます。ファッションに関してだけは、まあまあ細かい性格です。そんな中、名物プレスの篠塚くんにとっては、慣れっこ。撮影をバシバシ仕切りながら、モデルまでこなしています(笑)

さて、今回も秋冬シーズンの傾向や新企画のご紹介です。前回のブログで、テーラードスタイルの指標となってきたドレスコード(服装規定)が、ここ数年で世界的に変化したことで、ダイバーシティという言葉も叫ばれ、気楽なテイストに勢いが増しているとお話しました。スーツであれば、ビジネス専用、フォーマル専用などもユニフォーム的な用途ではなく、多目的用途で使えるスーツということになります。現代においては、多様性に富んだ着回わせるスーツこそ、着こなしに迷うビジネスマンへの明確な答えかも知れません。

麻布テーラーが考える、多目的用途で使えるスーツとは?

例えば、着回し力とストレッチ性を併せ持つ上質素材「Loro Piana <T-WAY>」で仕立てるエレガントなアクティブスーツ。おそらくオーダー店では初めて取り扱いする素材かも知れません。

-WAYとは、アクティブウェアとフォーマルウェアの境界線の超越を目指すために、TECH(技術)でTAILORING(仕立て)をTRANSFORM(変革)するというコンセプトのもと作られた、ロロ・ピアーナ社のアクティブ上質素材です。ナイロンとポリウレタンを混紡することで、軽さとストレッチ性を両立しています。着回し易さを考えたトレンド感あるブラウンとブルーの2色展開です。ジャケットは、軽やかな仕立てのパッチポケットやモダンなシングルピークドラペルデザイン、パンツはアクティブに着まわせる、ウエストシャーリング仕様がお薦めスタイルです。スーツをカジュアルに着こなしても、これならとてもエレガントです!

フランネルにしか見えませんよね?ホントにジャージー並みに伸びて、シワにもなりません!

最後に、見えないといえば。。。モデルもこなしていた篠塚くんは、残念ながら顔切り足切りカット。顔切りカットでもしっかりと顔もキメていますが、足元はビルケンシュトックで手を抜いています(笑)。

合わせて読みたい記事

麻布アウトレット!?

ジャージーなんて言わせない?

allegri Milano×azabu tailorスプリングコート