上月のきづき#NIKKE MAF
2023年秋冬ピッティウオモが終わりました。こんな書き出しをすると、行ってきたの??と思われますが、行っていません(汗)。正確には、行けませんでした。社長からは、「1月からいいよ~」とは言われていましたが、1月11日に表参道店の移転リニューアルオープン、2月3日に神戸店の移転リニューアルオープンがあり、その準備のため断念しました。久しぶりの欧州出張が6月までお預けになり、ピッティ参戦の気持ちまで入ったカッコイイ表参道店となりました(笑)。
表参道駅からも近く、外苑前駅や明治神宮前駅からもアクセス可能な好立地な路面店になります。お洒落にゆったりとご注文いだける、広々としたスペースにリニューアルしました。オープン前日には、プレス発表で盛況に賑わい、晩にはインスタライブも行いました。PRの篠塚くんとエリアマネージャーの河野くんの楽しさの中にも緊張感ある!?ライブトークは、見逃した方はホームページのアーカイブをご覧ください。トークの上手い流石の二人も社長に見られていると緊張するわな~(笑)。
さて、緊張といえば、私もこちらの動画に少しばかり参加しています。オーダーの醍醐味は生地選びにあるといっても過言ではありません。麻布テーラーが自信をもっておすすめしたい、麻布生地語りです。もちろん、文にはなりますが、自ら書いて語っています。
麻布テーラーは、従来の欧州をメインとしたファブリックだけでなく、価値ある品質を年間通して安定してご提供するという安心もお届けするために、常にジャパンファブリックに着目してまいりました。そして今回出会ったのが、創業120年を超えたNIKKE(ニッケ)の中でトップクラスに位置付けされる品質のMAF(マフ)でした。現在の最高品質エクストラスーパーファイン・ニュージーランドメリノウールであるMAFは、着心地を左右する滑らかさと弾力性があり、白度に優れて美しい発色で、繊維の宝石とも呼ばれています。
昨今は年間を通して着用できるシーズンレスなスーツや、1着でも様々なシーンにおけるドレスコードに対応できるスーツなど、オールマイティなスーツのお客様の要望も高まっています。そこで今回は、究極のオールマイティスーツとして、繊維の宝石MAFをリコメンドしています。
- 抜群の仕立て映えと適度なストレッチ性
立体的で丸みのある美しいスーツには、生地に適度な伸縮性とハリ感が求められます。伸縮性はMAF原毛一本一本の細さと、屈曲の大きさから得られるバネやコイルに似た効果から生まれます。またMAF原毛の優れた弾力性とコシは、生地に適度なハリ感を生みだします。
- 抜群の発色の良さと光沢感
美しい絵を描くためには、真っ白なキャンバスが必要です。原料や糸が白く、光沢に優れているということは、発色が美しく深みのある色の表現を可能にします。オールマイティスーツは、ハレの舞台にも対応できる抜群の発色性と光沢感が必要です。
- 通年着用ができる
MAFは、ニュージーランド17.5μ(Super120’S)を2/80細番手の糸にして2/1綾の高密度で織り上げました。上質原料を各工程で丁寧にものづくりすることで得られる、綺麗な目風と緻密さ、そして光沢が特徴のオールシーズン対応の高級素材です。
幅広い着こなしに対応できる無地のブラック・ダークネイビー・ ネイビー、シャドーストライプダークネイビー・ ネイビーの計5色に厳選しました。オーダースーツ\66,000~!!様々なモノが値上がりしている中、価格以上の価値はぜひ店頭で見ていただきたいクオリティです。
最後に、昭和生まれの私は、動画になると急に緊張してしまいます。多くのメディアに露出させていただいていましたが、今までは写真や文章だけでしたから。。。PRの篠塚くんの物怖じしない軽さを学ばなくてはなりません。私はMAFのように品質の良い軽さを目指しますが(笑)。