ご挨拶。
いつも麻布テーラー池袋店のブログをご覧いただきありがとうございます。
新人の私の慣れない執筆ということもあり、稚拙でとても理路整然とは言えない文章ではあると思いますが、どうぞお付き合いください。
耳寄りな情報、資する情報の発信に努めていきたいと獅子奮迅しております。
申し遅れました。
皆様、はじめまして。池袋店の米山です。
今回は、2月より&C表参道店より池袋店にやって参りました私が、ご挨拶も兼ねてブログを書かせていただいております。
早速ではありますが、今季私がオーダーしたスーツをご紹介いたします。
U.K CLASSICというバンチに入っております、”WILLIAM HALSTEAD“のモヘア混の生地です。
皆さまの中には「あまり聞いたことがない生地だな」と思われる方もいらっしゃると思いますので、簡単にご説明いたします。
William Halstead & Co Ltd.は、イギリスはウェストヨークシャー州にて1875年に創業された由緒正しい老舗織元(織元:ミルといいます)です。
William Halsteadといえば、何と言っても高品質なモヘア混の生地が有名です。
モヘアとは、アンゴラ山羊から採れる羊毛のことで、強い光沢と硬さ、そして吸湿性に優れるというのがこの羊毛の特徴です。
仕立てるとスーツらしいパリッとした感じや、独特な強い光沢感を楽しんでいただけることと思います。
イギリス生地でモヘア混の生地をお探しの方はもちろん、どんな生地にしようか決めかねている方も一度見本生地(小さいですが…)を手に取って見てください。
「おお…」
と感嘆の声が漏れることでしょう。
さて、そんなWilliam Halsteadのモヘア混ですが、私は”60%Mohair 40%Wool“の生地を選びました。色はチャコールグレーです。
色は暗めですが、生地自体の光沢とモヘアの”シャリ感”のおかげであまり暑苦しくない印象です。
(文章が暑苦しいのは不治の病ですのでお許しください)
この生地のように少し攻撃的な強い光沢のあるスーツを着用する際、ネクタイはコットン混などのざっくりした質感のものにすると喧嘩せず、綺麗に合わせられます。
また、写真で私が着用しているネクタイのように、シルク100%ですがざっくりしたネップ感のあるものもありますので、こちらも是非、店頭にてご確認ください。
シャツはRoyal Caribbean Cottonのサックスブロードの生地で、クレリックのタブカラーです。
クラシック且つ、ノットがしっかり持ち上がるタブカラーは今季注目の襟型です。
長々と書いてしまいましたが、お楽しみいただけましたでしょうか。
少しでも皆様の春夏スーツ選びのご参考になれば幸いでございます。
それでは失礼いたします。
【米山】
Items Price
シングル3ピーススーツ(William Halstead) ¥112,000+税
*サルトリア仕立て ¥15,000+税
パターンオーダーシャツ(The Royal Caribbean Cotton) ¥15,000+税
*クレリックOP,WカフスOP ¥500+税 each
麻布テーラー池袋店
東京都豊島区南池袋2-25-6南日本ビル3F
電話:03-3981-1566
営業時間:11:30~20:00
(土日祝11:00~20:00)Last Order:19:30
定休日:木曜日
URL:https://www.azabutailor.com/shop/ikebukuro
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