スーツの裏地で意識したいこと
いつも麻布テーラー池袋をご覧いただき有難うございます。
最近某有名ジーンズブランドの某有名デニムについてとことん掘り下げる内容の書籍を買いまして、夜な夜な読みふけっては底なしの知識欲を満たしているのですが、とても面白いのでお薦めです。
大人の事情でこちらでは紹介できませんので、ぜひお店にいらしてお尋ね頂ければと思います。
申し遅れました。三度の飯より本が好き、米山です。
さて、
先日、釦選びで私が意識している事を紹介致しましたが、今回は裏地編です。
裏地もこれまた明確なルールのようなものがないので飽くまで「参考」程度に読んでいただければと思うのですが、
王道はやはり「生地と同系色」だと思います。
悩んだときは生地と同系色に限る。これはネクタイにも言える事です。
そんな王道が私は大好きで、基本的に「裏地のつまらない男」で通っています。
つまらないがそこがいい!という事ですが、究極的に言えば、こういったデザインや仕様は深い深い自己満という名の沼なので仕方ないですね。
今回はそんな王道はサクッとここで終わりにしまして、遊ぶのならどんなものが良いかなというのを考察していきましょう。
(論文じみて参りましたがついてきているでしょうか…)
先ずパッと思いつくのは、同系色で明るい裏地です。
色の組み合わせは問題ありませんし、アクセントにもなるので入門編としてはまず間違いないと思います。
次いで、これは柄物限定ですが、スーツに使われている柄の色と裏地の色を合わせるというのもバランスは崩れずしっかりアクセントになる場合が多いです。
これは実際に写真を見て頂くのが早いと思いますのでご確認下さい。
(分かりにくいですが臙脂色のストライプが使われており、裏地も臙脂色にしています)
(ストライプのピンクと裏地のピンクです)
加えて、色の相性で選ぶという方法もあります。
紺のスーツであれば臙脂色、灰色、茶色は相性がいい。
灰色のスーツであれば、紺色、茶色は相性がいい。
といった感じです。
最後に、裏地の派手さだけを見て選ぶ。
これはピエロになる勇気と覚悟が必要になってきますが、派手になるポテンシャルは相当なものがあるのではないでしょうか。
(当店にはその勇気・覚悟あるスタッフがおらず、参考画像がご用意できませんでした)
裏地も釦同様豊富にそろえておりますので、以上のようなことを少し思い出しながら選んでいただければと思います。
皆様のご来店を心よりお待ち申し上げております。
米山
ポリエステル裏地 /¥0~¥2,500+税
キュプラ裏地 /¥2,500~¥3,500+税
麻布テーラー池袋店
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電話:03-3981-1566
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(土日祝11:00~20:00)Last Order:19:30
定休日:木曜日
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