4~9月ご着用にお勧めのスーツ生地#フレスコ

4~9月ご着用にお勧めのスーツ生地#フレスコ

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今回は4月から9月末のご着用にお勧めのスーツ生地をご紹介します。 私は、仕事柄年中スーツを着るため、盛夏でも着用するスーツはやはり涼しさを求めて生地を選択します。 今まで色々な生地で仕立ててきましたが、その中でもおすすめは、フレスコ素材です。

こちらの画像でザックリとした生地感がお分かりになるかと思いますが、このザックリ感が通気性を生み、ハリコシがあって仕立て映えや皺になり難くなる要因となります。夏は涼しさが求められるのは勿論ですが、日本の様に高温多湿の気候においては、ハリコシのある生地は、スーツのヨレ感が出にくく、スラックスの折り目もキッチリ入りやすいメリットがあります。 ただ、ハリコシが強いゆえに着用感が硬かったり、重く感じることもあり、少し好みがわかれるかもしれません。

メリットもデメリットもあるフレスコ素材ですが、なかでも私のお勧めは、英国マーチャントSMITH WOOLLNS社の『FINMERESCO』のバンチに編集されている3PLYの生地です。 スーツ生地の多くは、2PLY(双糸)=2本の糸を1本に撚った糸を使用する事が多いですが、3PLYは3本の糸を1本に撚るため、織りあがった生地に適度なハリコシが生まれ耐久性も高くなります。 私が着用して主観ながら実用性、体感的に1番良かったのはこちらの3PLYです。 ザックリ織られているフレスコ特有の透け感もなく、ウエイトは280-310gmと重過ぎない丁度良い塩梅かと思います。

適度にハリコシがあり、皺になりにくく、折り目がしっかりと出やすいので、クールビズ時期に着用するスラックス単体のご注文としても最適です。 また、ジャケットの仕立てはLIGHT COMFORT仕立てにすることで、硬めの生地を選択しても着用感は軽くて柔らかいため着やすくなります。

ご着用になる地域の気候によって違いはありますが、概ね4月の暖かくなってきた時期から盛夏を挟んで9月末くらいまでご着用頂けます。 また、フレスコ生地はご紹介した『FINMERESCO』以外の生地もご用意しておりますので、気になられたお客様はどうぞ麻布テーラーへお越しくださいませ。 麻布テーラー池袋店 小橋

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