アメリカブレザーのご紹介(Ⅱ型編)

アメリカブレザーのご紹介(Ⅱ型編)

皆様こんにちは、池袋店の脇山です。

GWも明けて、ビジネスマン達も日常に戻りつつある今日この頃ですが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。

いよいよ初夏らしい気候になってきましたが、前回に紹介したブレザースタイルをもう1つだけピックアップさせていただきます。

HARRISONS

FRONTIER

ORDER SINGLE BLAZER ¥85,800(tax included)〜

300g/㎡

生地品番:69986

※ブレザーおよびジャケットのオーダーは¥27,500(tax included)〜から承れます。

前回はアメリカブレザー(Ⅰ型)のデザインについてご紹介しましたが、今回はもう少し近代的でモダンなⅡ型ブレザーのご紹介です。

前回ブログに投稿した、アメリカスタイルを象徴するⅠ型とよばれるスタイルは1901年に創出されます。

その当時から、ジャケットはイギリストレンドの影響を受けて2つボタンに移行しつつあり、Ⅰ型のスタイルも3つボタンありながら2つボタンと同様の襟の返り位置である3つボタン段返り仕様になっていました。

・フロントボタンは2つボタン

ご紹介するⅡ型とよばれるスタイルは、Ⅰ型から半世紀ほど経った1954年に創出されます。 

いよいよ3つあったフロントボタンを1つ排して、現代的な2つボタンのスタイルになります。

この頃日本では石津謙介氏がインフルエンサーとなり、1960年からアイビールックが考案されてⅠ型ブレザーがトレンドになるので、本国アメリカと流行の推移にズレが生じています。

はなしを戻しますが、Ⅰ型のスタイルで排していた胸ぐせ(フロントダーツ)がⅡ型のスタイルには入るので、程良いウエストのシェイプラインが演出できます。

麻布テーラーでは標準でフロントダーツが入るので、Ⅱ型のスタイルが1番リアルに再現できるトラディショナルなスタイルということになります。

・腰ポケットは水平フラップポケット

癖なくオーセンティックに着回せるフラップポケットが標準仕様となり、Ⅰ型におけるパッチ&フラップのスポーティーな雰囲気から、大人のドレッシーなデザインへと移行していきます。

・袖口ボタンはくっつき4つボタン

英国ではベーシックな仕様として用いられるくっつき4つボタンが標準です。

アイコニックだったブレザースタイルに英国デザインがミックスされ、ミニマルで洗練された印象を受けます。

前回ご紹介のデザインと踏襲する部分は割愛しましたが、

アメリカブレザー(Ⅱ型)は

・フロントボタン

2つボタン

・肩まわり

ナチュラルショルダー(0.3〜0.5センチパット)

・胸ポケット

セミ船底

・腰ポケット

水平フラップポケット

・背面ベント部分

センターベント

・ステッチ

本縫い6ミリステッチ

・袖口ボタン

くっつき4つボタン

以上のようなデザインになっております。

総じて、イギリスがルーツとなるジャケット文化を、アメリカ人達のフィルターを通して解釈したスタイルがⅠ型およびⅡ型の概念になると思います。

1つずつのデザインを注視すると難解にも見えますが、全体のデザインをシンプルに考察すると、今日の既製品ジャケットにおいて最も普及しているデザインだといえます。

戦後の日本は、洋服文化がヨーロッパ圏よりもアメリカから主に広がったのが1つの要因かと思います。

あくまでセオリーに従ったデザインをご紹介しましたが、オーダーならではの個性を差し込むのも粋だと思います。

是非とも皆様のご予約をお待ちいたしております。

麻布テーラー池袋店

脇山



azabu tailor / 麻布テーラー
池袋店

〒171-0022 東京都豊島区南池袋2-25-6 南日本ビル 3F
03-3981-1566


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