少し袖ボタンについてのお話
こんんちは。本日も神戸店のブログをご覧頂きましてありがとうございます。
もうすぐ秋冬向けの新作生地がたくさん入荷してきますので、その前に麻布テーラーでお仕立て頂けるデザインについて少しお話したいと思います。
今回はスーツ、ジャケットの袖ボタンについて。
そもそも袖ボタンとは何の為に付いているのか?
所説ありますが、ナポレオンの部下が袖で鼻を拭い、汚れてしまうのがみっともなく、拭えないように嫌がらせで付けた。との話が有名です。
そういった起源が由来で現在のスーツ、ジャケットの袖にボタンが付くようになっております。
そこで麻布テーラーでは袖ボタンの種類、数、付け方を細かく選んで頂けます。
その組み合わせは無料のボタンで選んでも800通り以上、、、
そこで何種類か組み合わせをご紹介いたします。
基本的にご指定がない場合数は【4つ重ね付け】で進行させて頂いております。
重ね付けにも由来は所説ありますが、長くなるので今回は割愛します。
こちらは【3つ間隔空き】。
4つとは違い、重ねると袖とのバランスが悪くなる為、3つの場合くっつき、もしくは間隔空きがいいです。
こちら【2つ間隔空き】。
3つと同様に袖とのバランスを考え、2つの場合間隔を空けた方が綺麗です。ブレザーやハンティングジャケットなどの少しスポーティーなジャケットと合わせてみてはいかがでしょうか?
こちら【4つくっつき】。
重ね付けとは違い、少しクラシックな印象になります。英国生地で仕立てるカッチリとしたスーツと相性がいいです。
こちら【5つ重ね付け】。
2つや3つで袖とのバランスを考え、重ね付けにした方が綺麗です。ただ個人的には5つでくっつきにしてしまうのもオーダー感があっていいかと思います。
今回ご紹介した数、付け方はほんの一部です。
きちっと正統派にするもよし、ぐっとオーダー感を出すのもよし。
袖ボタンの数、付け方にルールはありません。いろんな付け方があるので一度今までと変えてみてはいかがでしょうか?
東
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